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 善光寺の南東側、三輪田町の田所町(たどころちょう)通りから見える旧「信州会館」の建物です。時代を感じる堂々たる洋館です。

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 昭和初期に建てられ、銀行頭取の私邸、GHQの情報機関、カトリック教会、陸軍の司令官官舎、洋食レストランとして活用されてきました。(毎日新聞長野版2015年1月20日) 数年前まで、信濃毎日新聞には、「各種宴会にご利用ください」という信州会館の広告がよく出ていました。5月からの15階建てマンション「サーパス三輪田町」の建設に伴い、壊されることになっていて、もうすぐ見納めとなります。

 かつて、長野郷土史研究会の総会をここで行ったこともあったそうです。

 多くの市民に思い出のある場所です。(小林竜太郎)
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 長野のまちなかでは、現在、亀の湯(諏訪町)、アルプス温泉(新田町)の2つの銭湯が営業しています。東の湯(柳町)も入れれば、3つです。

 年末年始の営業時間が掲示されていましたので、お知らせします。


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亀の湯 大正7年(1918)創業
 入浴料金 大人(12歳以上)400円 中人(6歳~12歳未満)150円 小人(6歳未満)70円
 通常営業 午後1時~午後11時(月曜定休)
 年末年始(2015~16)
        12月31日は、午後9時まで。
        1月1日、2日は休業。3日より営業。4日は月曜日ですが、営業。

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アルプス温泉  江戸時代末期(1860年頃)創業
 入浴料金 大人(12歳以上)380円 中人(6歳~12歳未満)150円 小人(6歳未満)70円
 通常営業 午後2時~午後10時30分(月曜定休)
 年末年始(2015~16)
        12月31日は、午後6時まで。
        1月1日、2日、3日、4日(定休日)休業。5日より営業

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 12月4日まで「長野銀行長野支店」だった昭和通り沿い(新田町)の同じビルを別の角度から撮影した2枚の写真です。(上12月16日、下21日撮影)

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 このビルの解体工事の準備が始まりました。解体された跡地は、隣りにできた「長野銀行長野営業部」の駐車場になる予定です。
 
 この2枚の写真、何かが違うのですが、何でしょうか?


 下の写真では、長野銀行の赤い看板が外されました。でも、それだけではないですね。そうです、アーケードが撤去されたのです。

 かつては権堂通りだけでなく、長野駅前から大門町までの中央通り(善光寺表参道)と、それと交わる東西の昭和通りの新田町交差点界隈の歩道の上には、アーケードがありました。

 戦後にできたアーケードは、長野オリンピック前から撤去されていき、歩行者専用の権堂アーケードを除けば、現在まで、わずかに残っていたのが、この長野銀行と、もんぜんぷら座(旧ダイエー)の北側だったのです。その長野銀行の部分がなくなり、残すは、もんぜんぷら座北側の短い区間だけになりました。

 アーケードという長野市の昭和のまちの面影が、この週末、また少し姿を消しました。

(小林竜太郎)

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 久しぶりの更新です。

 今年は、春の善光寺御開帳をきっかけに、NHKラジオの「ゆる~り信州」という番組(長野県域で平日16時55分から)に時々出演させていただきました。

 善光寺参りの絵解きと、善光寺界隈の話題を毎回組み合わせてしてきました。

 今年も、もう11月の「えびす講」が終わりました。長野市岩石町の西宮神社のえびす講祭(11月18~20日)は、多くの参拝者や露店と、23日の煙火大会(犀川河川敷)によって有名ですね。

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 そこで先日の放送では、えびす講のお話をさせていただきました。えびす講祭は、商売の神様である、えびす様のご利益をいただくお祭りです。報道されるのは、長野市のえびす講が多いのですが、調べてみると、今年(2015年)は下記の場所でも「えびす講」の行事が行われていました。


飯山えびす講 11月2日~4日
冬の安全を祈願して神事が行われ、また、商店街を歩行者天国として大売り出しを行います。

野沢温泉えびす講
 11月7日、8日
 露店がたくさん出る。夜は花火も。

えびす講楽市楽座(山ノ内町) 10月11日
 湯田中駅近くで、福引やステージショー。

中野えびす講 11月14日、15日
 七福神がまちを練り歩く「百人えびす大行進」。花火大会も。

須坂えびす講 11月1日~3日
 芝宮神社境内を中心にイベントが行われる。恵比寿さまの姿絵がついた福笹が参拝者に配られる。

篠ノ井まつり恵比寿講(長野市) 11月7日、8日
 駅前通りが歩行者天国に。地域あげての秋祭り。

松代えびす祭り(長野市) 11月7日、8日
 祝(ほおり)神社境内にお店が出る。

海野町商店街えびす講(上田市) 11月19日、20日
 大売り出しや縁起物のふるまい。

岩村田本町商店街えびす講(佐久市) 11月21日
 商店街でふるまいや売り出し。

大町えびす講ハーベストフェスタ 11月21日
 商店街で福引抽選会。
 
まつもと城下町えびす講しょうふく祭 11月14、15日
 四柱神社境内で。和菓子店では金つばが売られる。

恵比寿神社えびす講(伊那市) 11月19日
 境内で餅まきが行われる。


 この他にも、あるはずです。番組放送中には岡谷市の商店街でもやっていますという情報いただきました。また、伝統的に辰野町でも行われているようですね。

 この「えびす講」は、決して全国的に盛んなわけではありません。特に盛んなのは、おとなりの群馬県や栃木県です。でも、なぜ長野県で盛んになったのでしょうか? えびす様の信仰が広がったこともありますが、ここ信州でお互いの町どうしが「商人魂」によって競い合うように盛んになったのでしょう。

 長野市のえびす講は、昔よりにぎわいがなくなった言われますが、それでも、神社の参拝者数では長野県で一番なのではないかと思います。
 つまり、長野市のえびす講が盛り上がって、しっかりと未来に存続していくことで、各地の町にも、そのえびす講のエネルギーが広がっていくと思うのです。
 善光寺の門前のえびす講は、こうやって県の各地の文化をつないでいく、大事な意味を持っていると思います。


 

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 新年明けましておめでとうございます。

 最近、こちらのブログではごぶさたしていましたので、近況の報告からです。

 昨年は、私にとって、善光寺参り絵解き図の絵解きを始めた年でした。今年は、善光寺御開帳です。絵を指し示しながら、善光寺や門前を語る、長野の伝統文化である「絵解き」を全国の方に知っていただく機会にしたいと張り切っています。

 長野信用金庫大門町支店のディスプレーでは、長野郷土史研究会が、門前界隈の歴史的魅力を伝えるパネル展示を6月末から行っています。3カ月ごとに内容を入れ替えています。

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 また、昨年は、「未来に伝えたい『日本一古い映画館』相生座の価値」という文章を、長野郷土史研究会『長野』297号(10月号)に発表しました。今年は、「長野はなぜ『日本一古い映画館』のある町になったのか」という文章を発表し、さらに、映画館のある町としての長野の魅力を発信したいと思います。


 さて、ここからは、個人的に考えているのこれからの課題です。
 長野の門前町が歩いて暮らせるまちであることを具体的に発信する必要があると思います。

 というのも、東京などの大都市では、クルマを持っていない若者が多いでしょう。持たなくても生活の幅が広がります。それがまた、いっそう大都市に若者を(もちろん高齢者も)ひきつける理由にもなっている気がするのです。

 では、長野において、クルマを持たない、ないし、クルマに頼らないでどこまで生活はできるでしょうか。 実は、私自身、クルマを持っていないから、そのテーマは切実です。とはいえ、これまでそれを表に出していなかった理由は、持っていなくても周りの方に乗せてもらう機会があるので、それにどうしても引け目を感じていた部分があるからです。

 善光寺周辺というのは、当然ですが、もともと、クルマのない時代につくられたまちを基盤にしています。そして、郊外化が進んだ今でも、長野駅前から善光寺にかけては、商業だけでなく、様々な機能が集まる場所であり、長野市の大きな特長です。クルマがなくても生活ができることを強く打ち出せるかが、移住者を増やせるかの鍵になるのだと思います。 それを伝えることは、クルマに乗る人にとっても、いざという時の安心になります。
 
 以下は、子育てしながら、具体的に困ることのあるケースです。

●保健センターに検診に行くのに公共交通機関が不便であること。(行政の機能が集まる中心市街地ですが、保健センターがありません。)
●医療機関は中心市街地界隈に多いのですが、特に、耳鼻科が近くになくて困ります。(以前には、東之門町や新田町にあったのですが...)
●自転車が使いやすくても、大雨、大雪の時どうするかが課題。
●荒物屋さんが少ない。

 これらは、うまくタクシーを利用したり、郊外に行く時はまとめて用事を済ませたり、宅配サービスを利用すればカバーできます。
 昔は当たり前だった歩く生活。それを多くの人が大事だと再認識して、課題を解決していく知恵が集まれば、もっともっと門前町の暮らしはよくなると思います。

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小林竜太郎の門前町・昔ものがたり

長野郷土史研究会青年部/光竜堂代表の小林竜太郎さんが、知ると門前生活が面白くなる歴史トピックスをご紹介。
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