家族共通の友人にして(娘も「多笑ちゃんのおとだまち」と言う)
門前で活動するボンクラの一員でもある山口美緒さんのそばの本が発売されました。
その名も「信州蕎麦ごのみ」。
わが安斎家もどーんと見開きで登場しています(撮影時の様子はこちら)。
(ちなみに直太朗はこの時、カメラ後方で緒さんに抱っこされていました)
県内に数多あるそば屋のなかから選りすぐり、
自らその味わいを確かめて書き下ろした掲載全105店。
「スタイルで選ぶお蕎麦屋さん」という帯文の通り、
「モダンなそば屋」「古民家のそば屋」「そば酒」「そば会席」など、
お店の雰囲気やそばの楽しみ方によって章立てされています。
さらに全店共通のデータとして「のど越し(つるり⇆ざらり)」、
「太さ」、「もり汁」の甘辛が記載されているので、
自分好みのそばかどうか、およその見当が付けられるという仕組み。
私はざらりとした細めのそばに、甘さ控えめのもり汁が好きだなあ、
と思っていたけど、この本を見てたら、いろんなそばを食べたくなってきた。
平松マキさんの写真と永田傑さんのデザインも素晴らしい。
装丁もかわいいなあ。
あー、そば食べたい。
(妻記)
以前のブログでも紹介しましたが、
門前には「西之門しんぶん」なる手書きの瓦版が発行されていて、
商店においてあったり、回覧板に挟まれていたりします。
温かみのあるタッチのイラストと手書きの文字が優しい気持ちにさせてくれて、
僕は以前から密かにファンでした。
さて、その「西之門しんぶん」に、なんとわが安斎家が紹介されました!
と言っても、わが家が何か特別なことをしたわけではなく、
ニューカマーを紹介するコーナーがあるのです。
すでに門前へ越してきて10カ月が経ちましたが、
ようやくわが家の順番が回ってきたというわけです。
取材に来てくれたのは、ナノグラフィカの高井綾子さん。
「西之門しんぶん」の文章もイラストもほぼ綾ちゃんの手描きです。
わが家四人のイラストがこれ↓。
四人とも似ている!
そして僕をイイ男に書いてくれてありがとう。
文章の内容は、またも僕の酩酊ネタに落ち着いています。
酔って駐車場の車輪止めを枕に寝てしまったエピソードが中心です。
早速、これを読んだ何人かに冷やかされました。
取材中どういうわけか、普段は人見知りの激しい多笑が
ほぼ初対面の綾ちゃんを積極的に遊びに誘うという珍現象が見られました。
ウクレレを弾いて歌ってみたり、おもちゃの野菜を料理して提供したり、
慣れ親しんだ友人に対してもなかなか見せない姿でした。
かつて自分も記者だったのですが、いいライターの条件の一つは
相手に警戒心を抱かせないオーラを持っていることだと思っています。
さすが綾ちゃん、
あっという間に多笑の警戒心をほどくとは!
(夫記)