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日本一尖った雑誌だと思っている「SPECTATOR」の編集部が、
東京から長野市に移転してきました。
いや、「雑誌」というカテゴリーに入れていいのだろうか、
彼らのつくるものは「書籍」と呼んだ方がしっくりきます。

前号vol.23の特集は「WILD WILD EAST TAIWAN」。
台湾の東海岸を自転車で縦断するという企画です。
その前のvol.22の特集は「再考・就職しないで生きるには」。
わずかな資本とアイディアで自ら仕事をつくってきた人たちへのインタビュー集。

デザインも含めて本当にかっこいい本をつくっています。

そんな「SPECTATOR」の編集部がわざわざ長野市に移転して来たのです。
僕のような田舎者にはビックリです。

知人の店が長野市に移転して来たのをきっかけにこの街を訪れ、
「なんだか面白そうな動きのある街だなと思って、来ちゃいました」
と、軽く言ってのける青野利光編集長。

広告営業や流通のことも考えれば
出版社が東京を離れることって、結構大変なことだと思うのですが、
「まぁ、発行は年2回なんで、ちょこちょこ東京と往復すれば大丈夫です」と、さらり。

あんな面白い本を作っている人たちに
面白そうな街だと思ってもらえて嬉しい限りです。

「SPECTATOR」のバックナンバーは「Book&Cafeひふみよ」でも
お買い求めいただけます。

aono_anzai.jpg

spectator_anzai.jpg

(夫記)
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僕は今のこの善光寺門前町を自慢に思っています。
そんな僕にとって、魅力的なプロジェクトが進んでいます。
「平成の武井神社御柱祭 大絵馬奉納プロジェクト」、略して「絵馬プロ」。
活動の詳細や趣旨は絵馬プロのブログに記されているので、そちらを参照してください。

本日はその絵馬プロに寄進をしてきました。

kishin_anzai.jpg

一万円以上の寄付をした人は、絵馬の裏側に名前が記されます。

また、制作現場であるKANEMATSUに足を運んだ人は誰でも、
「未来への一言」を書いて、そのメッセージとともに撮影してもらえます。
そのデータは記録メディアに保存され、絵馬の裏側に貼り付けられる計画です。

僕も未来へのメッセージを書き、撮影してもらいました。
僕のメッセージは「子供たちが その子供たちに自慢できる街に」。

message_anzai.jpg

絵馬そのものも、素晴らしいものになりそうです。
絵師・OZさんが1500枚もの写真を基に下絵を完成させ、
これから3.6×1.2mの板に絵付けをしていきます。

sitae_anzai.jpg miyamoto_anzai.jpg

上が、完成した下絵の一部。木遣り隊の先頭に描かれているのは、
このプロジェクトの発起人の一人である宮本圭氏
そして下の写真が取材に答える宮本氏当人。似ている...。
下絵なのにここまで詳細に描かれているのです。

御柱祭当日その場にいた人は、たとえ一見物者であっても
絵馬に描き入れてくれます。
当日、カメラを持って写真を撮りまくっていた僕は、
ファインダーを覗く自分を描いてもらおうと思っています。


24年に一度の御柱祭の様子を絵馬に描いて、武井神社に奉納するこのプロジェクトは、
武井神社の長い歴史でも、万延元(1860)年、大正15年、昭和61年の
計3回しか行われていません。
下の写真は大正の大絵馬。武井神社に飾られています。

ema_anzai.jpg

見比べると、その時代ごとの街の様子と、街の人たちの思いや生き方が伝わってきます。
そうした絵馬を今この時にも残そうというこのプロジェクト、
僕はとても素敵だと思います。

ほとんどはボランティアの力によって運営していますが、
材料費、制作費などは当然かかります。
これらは市民有志の寄付金によってまかなわれます。
寄付金の目標額は150万円。

僕は今のこの街を自慢に思っています。
ナノグラフィカの活動があって、ボンクラの活動があって、
こまつやができて、1166バックパッカーズができて、ひふみよができて、
素敵な人々が住んでいる。

24年後、48年後の御柱祭の時に、僕の子供たちやその子供たちに
「今も素敵な街だけど、あの頃も素敵な街だったんだよ。
 ほら、ここでおじいちゃんがカメラ構えているでしょ。
 ここで木遣りをあげているのは友達でね...」なんて話をしてみたい。

みんなで今この時の門前町を歴史に残しませんか。

150万円まで、あとどれくらいかな。

(夫記)
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本日14日と明日15日、善光寺お盆縁日が開かれています。

ナノグラフィカでは、浴衣の着付けを無料で行っています。
福島から遊びに来た母と妻が、浴衣を着付けてもらいました。

yukata_anzai.jpg

駒返橋通りには、地元町内会による夜店が並びます。

西之門町は、「こまつや」シェフのレシピによるイタリアン焼きそばを
「箱山ふとん店」の四代目が調理します。

箱山さんは屋台と鉄板がよく似合います。

hakoyama_anzai.jpg

ポルチーニが入ったイタリアン焼きそば、おいしいですよ。
今日、明日しか味わえません。

そして善光寺さんの境内では、盆踊りが繰り広げられます。
素敵なのは、お坊さんも参加すること。
お坊さんが踊る盆踊りを、僕は初めて見ました。

bonodori_anzai.jpg


(夫記)
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クーラーのないわが家を少しでも涼しくしようと、
ゴーヤと朝顔とヘチマを植えて、甲斐甲斐しく世話をしている妻。
壁やすだれにも水を撒くと体感温度がだいぶ違います。

mizumaki_anzai.jpg

しかし、水しぶきの向こう側に見える女性はなぜ素敵に見えるのでしょう。
妻も普段より二割くらいかわいく見えます。

(夫記)
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今日、ではなく日付変わって昨日は、びんずる祭りでした。

わが夫がなぜかボンクラ連の連長に任命されたので、その勇姿を見守ってきました。
写真は善光寺さんでの採火式後、法燈行列のはじまりを待つ夫とmanz-designの太田氏。

rencho_anzai.jpg

採火式とは、びんずる踊りの行列を照らすかがり火を、
善光寺さんのお燈明からいただく儀式です。
燈明みこしに移された火は、踊り連の連長らの行列を伴って、
分火式の会場であるTOiGO(トイーゴ)広場へと運ばれます。
そして燈送衆(ひおくりしゅう)によって各所に設けられた火釜へと次々に運ばれ、
一斉点火と同時に踊りがスタートするわけです。

私は今回はじめてこの儀式の一部を見物しましたが、
善光寺さん境内に、踊り連の名入り提灯を掲げた連長と副連長が一堂に会す様は、
なかなか見応えがありました(写真手前に居並ぶのは木遣り保存会の皆さん)。

saikasiki_anzai.jpg

何より格好良かったのは、燈送衆が火の粉散る長い燈送棒を担いで、疾走していく姿。

ただ残念なことに、音響機材の具合が悪いのか、その様子を実況する声は、
雑音だらけのうえブツブツ途切れて、ほとんど聞き取れない。
多くの人が、目の前を疾走していく燈送衆の存在に気付いていないようでした。
(踊りがスタートしてからも、肝心の音楽はブツ切れ。音響機材の刷新が必要と思われます)

祭りとは無縁だった夫が、門前に越してきて早々に地元の祭りに誘われて、
人生初の神輿を担いだのが、昨年のこと
今年はこうしてびんずるに参加している。

ありがたいことです。


以下、このブログをアップしようと画像をいじっていた時の母娘の会話。

娘「おおたちゃんのちゃちん、もっとみたい。
  たえちゃん、おおたちゃんちゅきなんだー」
母「あれ、ひふみよさんが好きなんじゃなかったの?」
娘「ひふみよのいまいちゃんもちゅき。あと、おとうちゃんもちゅきだなー」

ですって。良かったね、お父ちゃん。

(妻記)

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安斎家のフツウな門前生活

子連れで門前に引越してきた一家の暮らしぶりを徒然なるままに綴ります。
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