生協で冷凍のウニを買いました。
僕と妻は、「冷凍にしてはうまいね」とパクパク。
生まれて初めてのウニを見て、多笑は興味津々。
箸でつまんで口の中に放り込んだところ...。
結果はこんな顔です。
気を取り直したところで、シャケフレークをかけたご飯をあげたら、
この笑顔。
安上がりな娘です。
(夫記)
ナノグラフィカのカフェスペースに我が夫婦、大のお気に入りの雑記帳があります。
僕の写真の師匠である内山温那(はるな)さんの「カメラと私とへにゃ画な日々」。
若者ならではの迷い、悩み、苛立ちなどが
絶妙な脱力系イラストとともに記されています。
そして温那ちゃんの写真の師匠である清水さん(僕にとっては師匠の師匠)への思いや、
その師匠のヘンテコな格言なども紹介されています。
また、ナノグラフィカで起きている日常が垣間見えて、
何だかあの空間で青春を過ごしている彼女が羨ましく思えて来ます。
彼女の才能は写真だけではないのです。
ナノグラフィカにお立ち寄りの際はぜひご一読ください。
ホッコリとさせられながらも、
自身の青春の日々を思い出して甘酸っぱい思いになるはずです。
(夫記)
先週の土曜日、僕が風邪をひきました。
その後、多笑が風邪をひき、妻が風邪をひき、
母乳に守られていたはずの直太朗は、風邪をひかないかわりに中耳炎になりました。
長野は朝晩の気温が急激に下がり、季節の変わり目です。
もとはといえば、僕が酔っぱらって布団も掛けずに居間の床で寝てしまい、
それで風邪をひいたのが発端です。
おかげで誰も同情してくれません。
反省。
すまん、安斎家のみんな。
自己管理には気をつけます。
長野の、いや北国に住むすべての酔っぱらいの皆様。
いくら面倒でも布団はかけて寝ましょう。
テーブルの下にて、厚着の姉弟。
(こないだどっかの草むらでしばし寝てしまって、
でもどこの草むらだったのか思い出せない夫記)
2011.09.24
歴史の1ページ目〜門前古本市
昨日、第1回となる長野門前古本市が開かれました。
東町のKANEMATSU内に入る古書店・
遊歴書房の宮島悠太さんが主催し、
実現したこの企画。
キャッチコピーは「本を手に、街へ出よう」。
部屋で読書だけが本の世界ではなく、本はもっと自由なものである、
というのがこのイベントの趣旨です。
市内9店舗が参加したスタンプラリー、
一箱古本市の創始者とも言うべき南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんのトークショーなど
見所はたくさんあったのですが、
僕が最も素敵だと思ったのが、KANEMATSUで開かれた「長野門前一箱古本市」。
出店者は一般公募だから、誰でも参加可能。
木製のリンゴ箱を書棚に見立て、
お気に入りの本をディスプレイして販売します。
第1回の今回は、県内外から22人が出店し、
お客さんは出店者と本について楽しそうに語らいながら、買い物をしていました。
わが家の参戦は遅くなってしまったので、
既に大半が売れて「一箱」がスカスカになってしまっている店主さんもあり。
それでも、僕は二冊、妻は自分用に一冊、子供用の絵本を二冊、
とてもいい買い物をしました。
こうしたイベントをきっかけに、
長野、門前を本の街として印象づけられればいいなと思いました。
そしてこのイベント自体も来年はもっと多くの出店者が集まり、
ゆくゆくは県外の人にとっても、読書の秋といえば「長野一箱古本市」と言われるような、
そんなイベントに育っていけばいいな、と思います。
まぁ、実は、育っていくんじゃないかな、と思っているんです。
こうしたムーブメントに必要なのは、
熱意ある旗振り役と
人を惹き付けるのが上手なアートディレクターではないかと思います。
それが、このイベントには揃っているのです。
きっといつの間にやら、
たくさんの人を巻き込んだ大きなイベントになっていくのではないでしょうか。
今回のポスターデザインがこれ↓。大のお気に入りです。部屋に飾りたいくらい。
僕はたまたま、このポスターが出来上がった時、
一番最初に目にした人間ということになります。
娘と息子が大きくなったころ、
「門前古本市の第1回のポスターを一番最初に見て、
一番最初に褒めたのはお父ちゃんなんだぞ」
なんてことが自慢になるのではないかなぁ、と思っているのです。
一箱古本市の出店者の楽しみ方を伝授していただいたので、
僕も来年は出店してみようかな。
キーワードは「マゾ」です。
(夫記)