僕は、こたつというものは人間をダメにすると思っています。
だから大学を卒業して以降、自宅にこたつを置いたことがありません。
しかし、冬の寒い日、おでんや鍋をこたつで食べるということに
たまらなく魅力を感じることがあるのは否定できません。
妻と二人で「ひふみよさんの二階でおでん食べたいね」と
繰り返し話していたのですが、昨日、実現しました。
多笑の三回目のひな祭りのお祝いです。
おでんはひふみよの今井さんとさとみさんにお願いし(おいしかった!)、
わが家はちらし寿司を担当。
妻はきぬさやの代わりに多笑の好物アボガドで彩りを加えます。
ナイスアイデア!
ちなみに、多笑の大好物はいくら。
親子の好みって似るものなのですね。
ひな祭りケーキも用意していただき、大満足の多笑。
楽しいひな祭りとなりました。
ちなみに、昨年のブログでも紹介したとおり、
わが家のおひな様は、僕の母手作りのものです。
昨年は床の間に飾っていましたが、
いたずら盛りの直太朗の手が届かない棚の上に飾りました。
「早く嫁に行かないように、なるべく長い期間、おひな様を飾る」と言う友人がいますが、
気持ちわかるなぁ。
いつまで飾っていようかしら。
(夫記)
朝からプリキュアを見てご機嫌の多笑。
例のごとく、自分をピンクと呼ばせ、
僕がブルー、妻がみどり、直太朗がオレンジという
プリキュアごっこが始まりました。
しかし、妻の心ない冗談で雰囲気が一変します。
「ブルーは、ひげそりあとが青々としてるからブルーなんだよね」
それから一言もしゃべらなくなり、
大好きなフレンチトーストに手を付けない多笑。
ぽそりと泣きそうな声で
「プリキュアはひげはえてないと思うんだけど」と二回繰り返しました。
妻と僕は大慌てで、「そうだよね、ひげなんて生えてないよね」と
取り繕いましたが、
15分近く、フレンチトーストの前で固まっていました。
しかし急に「おかあちゃんは、おかあちゃんだよね」
「おとうちゃんは、おとうちゃん、なおたろうはなおたろう」
「たえちゃんは、たえちゃん」とにっこり笑い、
現実世界に帰ってきました。
ごっこ遊びにはちゃんと付き合ってやろうと
心に刻んだ父と母でした。
(夫記)
お世話になっている人とのランチを終えて帰宅すると、
見知らぬおばさんが居間にいました。
ちゃぶ台の上には家族四人の名前と数字が羅列された紙。
「あ、ご主人様、お邪魔しております。
今、ご家族を占っておりまして、そういうのお嫌いですか?」
僕は占いなど信じないし、どちらかと言うと嫌いなのですが、咄嗟のことに
「あ、別にそんなことはありませんけど」と答えてしまいました。
おばさんによると
僕は、
いい時と悪い時の波があり不安定である、
代々、人の上に立つ人である、
上司には恵まれるが部下には恵まれない、
(上に立つ人なのに部下に恵まれない?どっちやねん)
(どっちやねん)
器用な人で技術職に向いている、
(大雑把で明らかに向いてない)
という人間だそうです。
ちなみに先祖は信心深く「もしかしたら神主ではないかしら」とも言われました。
妻は
とにかく行動力がある、
(極度の出不精)
親に可愛がられたけど、なぜか自分の子どもには淡白、
(そうとは思えない。愛情を降り注いでいるように思える)
頭の回転がとても早い、
(それは確かに)
結婚して(姓が変わって)良かったわよ、
だそうです。
多笑は
強い、びっくりするぐらい強い、
もしかしたら一生涯独身で通しちゃうくらい
(それは困る)
内面が弱いが、弱みを見せないので気をつけないといけない、
(確かに強がるし、大人ぶる)
人に慕われる、
(まだ分からない)
という人間だそうです。
直太朗は
男前(そんな画数があるのか!)、
人見知りをするから取っ付きづらいと誤解されやすい、
(人見知りは今のところしない)
という人間だそうです。
まぁ、適当ですね。
合ってるところは少ないような気がします。
後から妻に聞いたところ、
愚図っている直太朗をあやしているところに、
「占いのサークルで勉強しているんですが、興味ないですか」
と、ズイズイと入って来て、やんわり断ったものの
「手相だけちょっと見せてもらえますか」と上がり込んで来たそうです。
妻は押し売りなどを、きっぱりと断るタイプなのですが、
何だか「これは一体、何を売り込もうとしているのだろうか」と興味を持ったらしく、
ついつい家に上げてしまったそうです。
最初にまず耳を褒められたらしく、
「立派な耳をしてらっしゃる、行動力がおありになる、そう言われません?」
と言われ、いつの間にか画数占いに持ち込まれたとのこと。
おばさん曰く「占いサークルで修行中なので、無償で占っている」。
「また来てもよろしいでしょうか」という申し出をやんわり断りつつ、
いったい何が目的なのかよく分からないまま、
おばさんを見送りました。
(夫記)
先日、娘の幼稚園の、2回目の体験入園がありました。
前回は一時も私から離れることができず、カチコチに固まっていた娘。
せっかく年長さんの子たちが「一緒に遊ぼう」と迎えに来てくれても、
頑に固辞していました。
今回は少し慣れたのか、私の膝の上でみんなと一緒に手遊びをして、
先生に名前を呼ばれ、手を挙げて応えていました(声は出せず)。
そして年中さんのやさしいお姉さんに手を取られ、
一緒に遊んでいました。
さて、春の入園に備えて、用意するものがたくさんあります。
制服や帽子、遊び着など園の方で用意されるもののほか、
通園カバン、手提げ袋、上履きと上履き入れ、お手ふき、 座布団、
お弁当用具一式とお弁当袋、歯磨き道具とコッブ袋、はさみ袋などなど。
そして「できるだけお母さんの手作りで」とのこと。
うーん。 お裁縫は決して嫌いではないけど、
多笑は遊び盛りだし、直太朗は歩き出して目が離せないし、
結構大変だなあ、困ったなあ...。
と思っていたら。
早速、家族で出かけ、サンプルを見せてもらいました。
娘が選んだのは、キラキラとリボンがポイントのセット。
そして、できあがってきたのがこちら。
うん、かわいい。
近頃、女の子モード全開の娘の心をつかみまくりです。
〝お母さんの〟手作りではないところがちょっと心苦しいけど、
代わりにお母ちゃん、春からのお弁当作りがんばるよ。
(妻記)
おまけ
体験入園のおみやげにもらったお面(イヌ)をかぶる直太朗
多くの男子の夢。
それは下駄箱を開けたらチョコがドサドサドサっと溢れ落ちる瞬間。
あれ、僕だけかしら。
残念ながらそんなシチュエーションに遭遇することなく35歳となった僕。
職場には義理チョコの風習もなく、
すっかり今日がバレンタインデーであることも忘れていました。
しかし、帰宅するとしっかりと用意してありました。
妻と娘、合作のチョコクッキー。
クッキーとクッキーの間にホワイトチョコが挟んであります。
しかも、おとうちゃんの似顔絵付き。
多笑はクッキーの型抜きをして、くまちゃんの顔を描いてくれたそうです。
多笑が人生で初めてバレンタインチョコをあげたのはおとうちゃんです!
誰が何と言おうと、初チョコはおとうちゃんなのです。
これまでで一番うれしいバレンタインデーとなりました。
食べるのがもったいなくて、まだとってあります。
幼稚園に行ったら、おとうちゃん以外の誰かにチョコをあげたりするのかな。
寂しいなぁ。
来年ももらえるかなぁ。
(夫記)