2012.04.01
門前の美しい光景/こまつや3周年
僕は大門から自宅へ帰るとき、
仲見世ではなく、西之門町を通ります。
そこに美しい光景があるからです。
大きな窓の向こうに見えるのは、
お客さんの笑顔、
きびきびと働くスタッフ。
僕が通りかかったときに気付くと、
シェフは必ず手を振ってくれます。
門前で最も美しい光景だと思っています。
その美しい光景を見せてくれるのは「こまつや」というレストランです。
本日、3周年を迎えました。
3周年パーティーということで、
フードは食べ放題で2500円、
ワインは恐らく利益ゼロの銘柄を一杯500円で提供していただきました。
それゆえ、僕は今、酩酊状態でこのブログを書いています。
僕は、自分の住む街に「こまつや」というお店があることを誇りに思っています。
3周年おめでとうございます。
そして、美味しい料理と美しい光景に、ありがとう。
僕はこれからも何度となく、用もないのに「こまつや」の前を通り過ぎるでしょう。
お客さんたちの笑顔を、ほくほくした気持ちで眺めながら。
お小遣いに余裕があるときは、ふらりと立ち寄るでしょう。
そしてその時は、僕が笑顔のお客さんになっていることでしょう。
大きな窓から覗き込む人を、ほくほくとした気持ちにさせる笑顔で。
(夫記)
(夕飯を作っていると台所へやって来て)
娘:私も直太朗と結婚したわ。
母:そうなの?
娘:あのねー、好きだから結婚したの。
母:良かったねー。
娘:うん。私がバレリーナで、直太朗が王様なの。
母:?
娘:くるくるーって回って、上手に結婚できたわ。
直太朗も上手に王様できたわよ。
母:???
(直太朗もヨタヨタと台所へやって来て、ガサガサとプラごみを漁る)
娘:王様はね、プラごみ漁りが上手なのよ。
(フィギュアスケートを見ながら)
娘:見てー。浅田真央ちゃんよ。
母:きれいねー。
娘:ねー。でも薄着。
母:そうね(笑)。でもヒラヒラしてて、キラキラしてるよ。
娘:ヒラヒラしててキラキラしてて、薄着。
母:(笑)
娘:私は薄着じゃないスケートするわ。
おまけ
みかんのネットに折り紙を貼って作ったティアラをかぶる多笑。
いつの間にかハサミとテープを持ち出して作っていました。
わが子ながら、すごいなあ。
(妻記)
妻です。
そいうえば「風の公園」には、トモヤさんの絵のほかに
たくさんの絵が飾られていました。
これは、3月20日に開催された「お絵描き会」というワークショップで
子どもたちが描いた絵だそうです。
楽しそう! うちも参加したかった。
家ではこんな大胆なこと、なかなかできませんから。
今日も私たちが打ち合わせしている間、
多笑と直太朗は夢中で遊んでいました。
トモヤさんは二児の父、
0歳と3歳のお子さんがいらっしゃるそうです。
子どもたちの遊びのツボがよくわかっているのだなあと、
楽しそうなわが子の様子を見ながら思いました。
(夫写)
雨の休日。
上千歳町のオープンアトリエ「風の公園」に行ってきました。
元々は築60年の活版印刷所。
そこをアーティスト・鶴田智也さん(TOMOYAARTS)と
デザイナー・宮下智志さん(ソライロデザイン)が
オープンアトリエにリノベーションしました。
「雨の日に家族連れで行ける場所って少ないじゃないですか。
そういう日に、アートに触れて楽しく過ごしてもらう場所にしたいと思って」
と、鶴田さん。
おー、狙い通り雨の日に家族で伺いましたよ、安斎家。
(写真左=鶴田さん、右=宮下さん)
実は、後述するマップ作成の打ち合わせのためにお邪魔したのですが、
子どもたちは2時間もの間、
キッズスペースで飽きもせず遊んでいました。
下写真の奥がキッズスペース。
パズルやホワイトボード、絵本も揃っています。
この建物、
マイルームの倉石さんがブログで紹介したときに、
僕が「ここで古着屋をやりたい!」と強く思った物件です。
資金がないので最初から無理だと分かっていましたが...。
しかし、素敵な利用のされ方をしていてよかった。
アートの背景として必要な「質感」が備わった建物だと思います。
尚、鶴田さん、宮下さんが進めている
長野のリノベーション物件マップを作成するプロジェクトを
我ら夫婦もお手伝いすることとなりました。
配布は四月下旬の予定。
お楽しみに!
「風の公園」 長野市上千歳町1336
営業時間:10〜19時 定休日:毎週水曜日
(夫記)
近くに住む義母は、いつもお手製の料理や日用雑貨を差し入れてくれるのですが、
先日、多笑と直太朗用のマントをいただきました。
余った風呂敷などを縫い合わせて、わざわざ作ってくれたそうです。
もらった瞬間は正直、
「一体いつ、どのように使うのだ」と心の中でツッコミを入れたのですが、
意外に、何てことない日常のワンシーンを素敵なものにしてくれます。
下の写真は、ただ冷蔵庫の前をよたよた歩いているだけのワンシーンなのですが、
「颯爽と闊歩している」ように見えて、
これからわが子は何をしに行くのだろうと、何だかわくわくさせられます。
世のおじいちゃん、おばあちゃん。
孫へのプレゼントにマント、意外にオススメですよ。
(夫記)