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昨日2月11日から、
南県町のシュッとした本屋、
チャンネルブックスで「ZINE展」が開かれています。

ZINEとはMAGAZINEの「ZINE」。
最近はやりのおしゃれな言葉で言えばリトルプレス、
誤解を招きかねない表現をすれば同人誌など、
大規模に流通しない出版物が並んでいます。

アーティストの1点ものの展示品、
デザイナーが小学生時代に書いた漫画、
プロのカメラマンの写真集などなど、毛色もさまざま。
値段も、僕らが出した「絵馬プロ新聞」のように無料配布のものや、
100円で買えるもの、数千円するような画集など、
本当に幅広い作品が並んでいました。

zine_anzai.jpg

あまりに毛色が違うので、全てを語ることはできません。

僕は、長峯亘氏作「MAIL MAGAZINE」(展示品のみ)で腹を抱えて笑い、
長峯千恵氏作「クルクンパー」(300円)を買って帰りました。
恐るべし長峯夫妻。
一体、夫婦間ではどんな会話がなされているのでしょう。
是非、読んでもらいたいので、内容は記しません。
妻は、「ギフノート」、「oraho」という地方のリトルプレスをお買い上げ。
zine3_anzai.jpg


直太朗が泣き始めたため、じっくり見ることができず、帰って来てしまいましたが、
妻はもう一度、ゆっくり物色しに行くそうです。

(夫記)

ちなみに下の写真は、アーティスト・越ちひろさんの展示品。
航空券や写真だけでなく、
現地で噛んだガム、履いたスリッパなど、
旅の思い出が貼り付けられた、
「ZINE」と呼んでいいのかどうか分からない代物です。
是非一度、手に取って見てください。
アーティストという人種がいかに変わっていて、
いかに面白いか実感できることでしょう。
(あ、ご本人は話してみると、とても気さくでキュートな方です)
zine2_anzai.jpg

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灯明まつりにあわせて、
門前ではさまざまなイベントが繰り広げられています。
その中の一つ、切り絵作品の展示販売「光と影絵」に行ってきました。
小林野々子さん、田中克樹さん、廣田義人さんの
三人の作家さんによる合同展です。

kirie1_anzai.jpg

作品一つ一つそれぞれの緻密さに感じ入ったのですが、
友人でウガンダ出身(との噂)のグラフィックデザイナー、
廣田義人君の作品には心から感心しました。

いつものじじむさいしゃべり方と腫れぼったいまぶたからは想像できない、
流麗なラインと緻密さが同居し、
彼の作品を本気で欲しくなりました(お小遣いでは買えず)。
また、本職の仕事ぶりも見たくなりました。
彼はグラフィックデザイナーとして独立したばかり。
今後の活躍が楽しみです。

下の写真は廣田君の故郷(との噂)のサバンナの切り絵です。

kirie2_anzai.jpg

会期は19日(日)まで。
場所はKANEMATSUです。

(夫記)
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わが家に、ついにアレがやってきました。
プリキュアとかいうキラキラしたアニメのごっこ遊びブームです。
娘には、できればいつまでもアンパンマンごっこを続けてもらいたかったのですが、
プリキュア適齢期の娘を持つ父母には抗えない流れのようです。

一緒に見ている僕は、
キンキン声の女の子が早口で何やらまくしたて、うろたえ、
何だかよく分からないコンパクトでチークをはたくうちに変身して、
スマイルの大切さに気付いたとたん覚醒して
キラキラしたビームのようなものが出せるようになったり、
とにかく何だか訳の分からないまま、あっという間に30分が過ぎてしまいます。

どうやら、多笑もそれは同じらしく、あらゆることがうろ覚えです。
まず、スマイルプリキュアが何色で何人かも覚え切れていません(僕も)。

多笑は「ピンク」、
僕は「ブルー」、
妻は「みどり」、
直太朗は「オレンジ」。
(なぜか妻だけ日本語です)

家族4人がスマイルプリキュアに変身して、
ぬいぐるみのくまちゃん扮する「オオカミさん」をやっつけるのですが、
プリキュアが変身する過程や繰り出す技もうろ覚えの多笑は、
おもちゃのトマトを「パタパタパタ」と頬にはたき、
「ぷりきゅあー、ぴーんく!」と変身します。

僕と妻は
「ブルーはタバコ吸って、洗濯物干してから行くわ」とか
「みどりはエビの下処理してから行くわ」とか
どうにかこうにかいなしているのですが、
意に介せず「早くオオカミさんやっつけないとー!」と、しつこく誘われます。

仕方なしに、かわいそうに悪者に仕立て上げられたくまちゃんの前で
「ブルーすまーいる! きらん!」とか言って、一緒に戦います。

ただ、この辺もうろ覚えなので、
多笑は「イチゴ、すまーいる! きらん!」とか言ってやっつけようとするので、
僕も「アスパラー、すまーいる!」とか「スペアリブー、すまーいる!」とか、
適当に相槌を打っていると、
とうとう「ぶたにくー、すまーいる! きらん!」という技まで飛び出しました。
(下写真参照)

puricure2_anzai.jpg

この遊び、いつまで続くんだろう。
アンパンチがなつかしい。
放送終了後、3時間経った今でも僕は「ブルー」と呼ばれ続けています。

(ブルー記)
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3歳になり、言語能力が目覚ましく発達中の長女・多笑。

最近「おとうちゃん、これ食べていいだ?」
とか言うようになりました。

福島出身の僕にしてみれば、
「〜だ?」
「〜してるだ。」などなどの信州ならではの語尾は、
すごくぞんざいな言葉という印象です。

もしくは、
常田富士男と市原悦子。
まんが日本昔話か!と突っ込みたくなるのです。

「女の子は、食べていいだ?とか言っちゃだめ」とたしなめたところ、
妻から反発が。「信州の方言を否定するのか」と。

うーむ。
確かに妻は、「おとうちゃん、これ食べるだ?」とか言っている。
それを真似しているのだなぁ。

福島で言えば「〜だべ」とか「〜だべした」とかいう地元ならではの語尾を
女の子が使っていたら、何となくトッポイ印象を受けます。
僕はそうした語尾を使わない女子が好きでした。

でも、京都に住んでいたときは、関西弁の女子に魅力を感じていたなぁ。
うーん、女子の方言=トッポイというわけでもなさそうです。

信州では女の子が「だ?」って使ったらかわいいだ?

da_anzai.jpg

(夫記)
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権堂アーケードの西端近くを少し南に入った場所に
かつて呉服問屋だった建物があります。
母屋、蔵、納屋など合わせて4棟が並んでいて、
中に入ると梁や柱の太さ、扉の重さなどから、格式高い家屋だったことが分かります。
open_anzai.jpg

空き家となっていたこの建物は
編集者やデザイナーなど8人の個人事業主が入居、
デリや料理教室なども併設し、
パブリックスペース「OPEN」として間もなく始動します。
各種媒体から取材を受けており、僕が立ち寄った日もフリーペーパーの取材中でした。
open2_anzai.jpg
運営母体のLLP OPENの代表は、
映像と文章の作家事務所・株式会社ジョッガの代表取締役で、
わが心の師匠、長峯亘氏。
(弟子入りは断られ済み、写真中央赤ジャンの人物)
(羽根をまとっている女性は気にしないでスルーしてください)

彼の操る言葉、世の中を俯瞰する視点は本当に素晴らしく、
彼のツイートには感心させられっぱなしです。
(@joggaで探してみてください)
わが家の食卓の話題に上ることもしばしば。
夫婦で感嘆の吐息を漏らすこともしばしば。
ジョッガが運営するウェブマガジン「spown」も注目です。

そんな長峯氏が面白いことをしようと考えているんだから、
このスペースが面白くならないわけがない、と僕は思っています。

権堂がどのように変わって行くかは、
長野駅前から善光寺までの中心市街地全体の活性化にとってカギになると思っています。

まぁ、長峯氏は自分たちが楽しければ、自然と人は集まって来るというスタンスですが
ただ、結果として、OPENのオープンが長野の商流を少し変えてくれるんじゃないか、
そう思っています。

尚、今回のリノベーションもMY ROOMの倉石さんが暗躍しております。
駐車場にすべく解体されかけていた古民家を保護し、
お金を生み出す仕組化に成功しました。
一度、わがブログでも倉石さん特集を組もうかしら。

(夫記)
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安斎家のフツウな門前生活

子連れで門前に引越してきた一家の暮らしぶりを徒然なるままに綴ります。
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