現在、大門町で旅館を営んでいるのは、「清水屋」だけに
なってしまいました。けれども、かつては多くの旅館がありました。
それは、大門町が江戸時代、北国街道の善光寺宿で、旅人の
泊まる宿場町だったことの名残りです。

 約60年前の昭和24年(1949)には、少なくとも7つ
ありました。

藤屋
五明館
清水屋
小妻屋
白木屋
山屋
宝屋
 
mukashi019.jpg
 五明館(ごめいかん)の広告(『長野市とその周辺』より)。
よく見る建物ですね。そう。今の善光寺郵便局の建物は、かつて五明館旅館でした。

ページ先頭へ