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3月に僕がショートに切って以来、
伸ばしっぱなしだった多笑の髪。
七五三で髪をアップにしたいという娘の要望による措置ですが、
しかし、そろそろ印象が重たくなってきました。

僕が十年来通っている美容室の担当者に聞いてみたら、
子どもは2,000円、しかも初回は1,000円引きとのことで、
行ってきました、若槻大通り沿いのACTヘアー。
やはり、僕が長年お願いしている担当者の方が多笑も緊張しないで済むだろう、
と思ったのですが、大人に囲まれるとやっぱりカチコチで無口になる多笑。
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ただ、飽きて騒いだりは絶対しない、自称「おとななこども」の多笑は、
髪を切られている間、ずっとオリコウサンにしていました。
(しかし、美容師さんの問いかけには殆ど答えず、
 「幼稚園ではなに組なの?」という問いに
 蚊の泣くような声で「すみれぐみ...」とだけ答えていました。)

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前髪を短くしてもらい、サイドやバックはボリュームを抑えて、
毛先を揃えてもらっただけですが、やはりプロの仕事は違います。
大きな鏡を前に嬉しそうにしていた多笑が、一言だけ発しました。
「お母ちゃんみたいにしたい」。

サイドが少し短いので、ヘアピンの力を借りながら、
それでも、お母ちゃんとお揃いの一つくくり。
急におねえさんになってしまいました。


biyoin_anzai.jpg


一回2,000円とは言え家計が逼迫するわが家においてはバカにならないので、
七五三が過ぎたら、またお父ちゃんかお母ちゃんの
ざん切りアマチュアとこやさんに逆戻りですが、
たまには美容室に連れて行くのもいいなぁ、と、
鏡に見とれる娘の姿を見ながら思いました。

(夫記)
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僕は善光寺門前を愛してやみません。
ここに集う人、誇るべき店、徒歩数十秒でお参りできる国宝・善光寺。
素敵な日常がここにはあります。


縁あって4月から松本市の会計事務所で働いています。
会計や経営学の知識は多少あれど、税務や簿記の知識は皆無に等しい僕。
35歳にしてポテンシャル採用をしていただきました。
じっくり人を育ててくれる事務所で、
おかげさまでお給料をいただきながら、
僕という人材に多くの時間と費用をかけていただいています。
こんな恵まれた職場はそうそうないと思っています。
地方で経営コンサルタントになるという自分の目標を達成するには
「これしかない」という環境に恵まれました。

しかし連日、研修が続き、今年はあと4つの試験が待っていて、
既におっさんの頭はパンパンです。

加えて結構、大変なのが通勤。
朝は5時に起きなければなりません。
ドア to ドアで約2時間かかります。
雨の日は自転車が使えないのでもう少しかかります。

通勤時間が短ければもう少し勉強時間を割けるのに。
結構、切実な願いです。

正直、松本へ引っ越そうかとも思います。


一方で、この街を離れたくないという気持ちも強く持っています。
今日も帰りがけ、たまちゃんととみやのご主人と角居さんに
「お帰り」と声をかけてもらいました。

引っ越し歴13回の僕が、初めて味わう「地元」の感覚です。

都心に通勤する人にしてみれば、通勤2時間なんて当たり前のことでしょう。
しかし、僕が地方に生きる理由の一つは、
通勤時間が短くて済むということです。
それを捨ててまで、という気持ちもないわけではありません。


恵まれた住環境と、
恵まれた職場環境。
両立するには、やはり努力が必要なのでしょう。

今年、僕に課せられている試験に失敗した時はまた考えます。

僕は善光寺門前が好きです。
子どもたちの育つ環境としても、とても素敵だと思っています。
ここに住む人が好きです。
ここに集う人が好きです。

ささやかな目標として、数年後、自分が所属する会計事務所の支店を
長野市に設けられたらなと思っています。

顧問税理士に不満や不安を感じている北信の皆様、
松本市の税理士法人未来経営までご相談ください。
僕はまだまだ半人前にもなれないヒヨッコですが、
あなたのご商売を豊かにしてくれるスタッフがたくさんいます。


(夫記)
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今日は妻が午後から仕事でお出かけ。
夜まで帰ってきません。

昨年の今頃、子どもたちと三人で置いていかれたときに
どれだけ苦労したかは以前のブログに記した通りですが、
今回は僕も父親歴が2年から3年へと長くなり、
以前ほどは苦労しなくなりました。

まずは、NHK教育「デザインあ」のビデオを見せて時間稼ぎ。
1時間は夢中で見ていました。
しめしめ。

その後、「暑いねー」という子どもたちを
水風呂にいれて、水遊びで1時間近く時間稼ぎ。
しめしめ。
着替える服をどれにするかで多少の親子げんかはありましたが、些細なことです。

しかし、どうも直太朗が不穏な感じになってきました。
お腹がすいているのかと思い、
好きな「アイスの実」やゴマせんべいをあげても反応なし。
グズグズは最高潮に。
顔は鼻水と涙でグジョグジョに。
7hours2_anzai.jpg

多笑「直太朗はおっぱいがほしいんじゃない」
父「おとうちゃんは、おっぱい出ないからね」
多笑「どうしてお父ちゃんは大人なのにおっぱい出ないの」
父「人間は男の人と女の人がいて、
  女の人は子どもにおっぱいをあげて、
  その間に、男の人は米とか肉を稼いでくるんだよ」
多笑「お父ちゃん、毎日仕事に行ってるもんね」
父「そうだよ。おっぱい以外の食べるものを稼いできてるんだよ」

うん。間違ってないはず。

父「じゃあ、お父ちゃんはおっぱい出ないけど、
  直太朗と多笑ちゃんのためにフルーチェを買って来るよ」
多笑「わーい!」

ということで、
直太朗を多笑に託し、とみやさんへ。
僅かな時間であれば、弟の世話を頼めるようになったのが一年前とだいぶ違うところ。
直太朗が外に出ようとすれば、多笑が食い止めてくれます(数分であれば)。

フルーチェと牛乳を買ってきて、
娘が「ミルクとフルーチェまぜるだけ」のコピーそのままに
調理をします。

7hours_anzai3.jpg

いやー、一年前とは大違い。

と、思っていたら、
つけた扇風機のカバーの隙間から、多笑と直太朗が紙片などを差して
「バリバリバリ」という音を楽しむいたずらを始めました。

「こら!ケガするよ!」
とか言っても、どこ吹く風。子どもたちのいたずらはおさまりません。

仕方なしに、
「扇風機ってのはこうやって遊ぶんだよ」と、
子どもの頃やっていた、風車の前で「われわれはバルタン星人だ」という遊びを見せました。

すると世代は変わっても、子どもの心を掴む何かは変わっていないのでしょう。
夢中で子どもたちが扇風機の前で声を上げます。
グズグズだった直太朗もいつの間にか機嫌を直しました。
7hours_anzai.jpg

うん。
時代が変わっても、コドモゴコロは変わらないのだな。

さて、お母ちゃんが帰って来るまであと一時間。
どうやって過ごそうかな。
一年前よりはだいぶ余裕があるぞ。

(夫記)
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夫はさりげなくおしゃれだと思います。
流行り廃りにはあまり頓着しません。
着ているもの、履いている靴などを見ると10年以上愛用しているものが多いのですが、
どこにでも行けそうな身軽さと、どこにでも行けそうな品の良さが同居していて、
とても好ましく思います。

そんな夫が直太朗のファッションを散々「ださい」と言ってきました。
男の子のファッションなど分からないので考えて考えて決めていましたが、
どうもファッショナブルな夫のお気には召さないようです。

どうしたらいいか考えた結果、夫と同じようなものを選ぶことにしました。
最近、直太朗に買い与える服は、ほとんど夫の持物を参考にしています。

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すると、夫からお褒めの言葉をいただきました。
「最近の直太朗、おしゃれだよね」。

門前のファッションリーダーと呼ばれる夫から褒められて、
正直、とても嬉しいです!

今後も直太朗の服は夫を参考にして決めて行こうと思います。


(妻記、とみせかけて夫記)
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幼い頃、芸術を生業とする人と一緒に何かをつくった記憶はありますか?
僕はありません。

僕が生まれ育った地域では、プロのアーティストと触れ合えるような機会は
まるでなかったように思います。
(僕が気付かなかっただけかもしれませんが)

さて現在、長野市街には数々のアーティストがアトリエや住居を構え、
制作活動に勤しんでいます。
そして幸いにも、彼らは地域住民とのコミュニケーションを望んでくれています。

そうしたプロのアーティストと一緒にアートを楽しもうというイベントが、
権堂で開かれています。
第40回を迎える権堂アーケードでの「長野七夕まつり」の七夕飾りを
アーティストと一緒につくるワークショップです。
7月16日(月)まで毎日、10〜20時の間で誰かしらが
権堂アーケード界隈で制作をしていて、
誰でも無料で参加することができます。

参加アーティストは以下の通り。

画家 TOMOYAARTSさん (上千歳町にアトリエ)
彫金作家 角居康宏さん (権堂町にアトリエ)
画家 越ちひろさん (千曲市にアトリエ)
画家 香山洋一さん (鶴賀田町にアトリエ)
美術作家 山上渡さん (若里にアトリエ)

参加アーティスト5人のうち、
僕はこれまで4人の方とお話をする機会があり、
さらに、そのうち1人とは一緒に仕事をしたことがあり、
2人とは一緒によくお酒を飲む間柄。

みなさん作品もさることながら人柄も本当に素敵な人たちであることをよく知っています。
子どもたちにも優しく、大らかに接してくれます。

子どもたちにとっては、とても恵まれた環境だと思います。

わが家も今日、日曜日に角居さんのワークショップを見学し、
越さんのワークショップに参加してきました。

tanabata_anzai.jpg

1歳半の直太朗も、越さんに手を取ってもらい、
書道の半紙に初めての絵の具によるドローイングを体験。
多笑も大好きなピンクの絵の具を使って、桜とハートを描きました。

幼いわが子たちでも楽しめるこのイベントですが、
僕としては、美術、図工の授業が何よりも楽しくなりはじめたという
小学校中学年から中学生くらいの子どもたちに参加して、
ホンモノのアーティストと触れ合ってもらえたらいいな、と思いました。

僕は小中高と、12年連続で美術と体育だけが通知表の最高評価を受けていました。
でも、美術に関してはホンモノのアーティストと出会う機会はまるでなく、
のめり込むというきっかけがありませんでした。
でも、もし8歳の安斎少年がTOMOYAさんや角居さんやちひろちゃんに出会っていたら
違った少年時代を送ったかもしれない、そう思うのです。

彼らを見ていて思うのは、
本当に純粋に制作を楽しんでいるということです。
その姿だけでも見てもらいたいと思います。
何か心に刺さるものがあるかもしれません。

お子さんに絵心があるのではないかと感じている親御さん、
是非、権堂に足を運んでみてください。


(権堂の活性化のため奔走する 山谷さんとたまちゃんに感謝と敬意を込めて 夫記)

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(上の写真は角居さんのワークショップの模様)
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安斎家のフツウな門前生活

子連れで門前に引越してきた一家の暮らしぶりを徒然なるままに綴ります。
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