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本日、多笑が初めての運動会に参加しました。

僕はスポーツスパルタの家庭に育ち、
子どもの頃から学校で1、2を争う健脚を誇り、
運動会はいかにしてヒーローになろうかと
前の晩からワクワクしていた記憶があるのですが、
(ゴールテープを飛び越えて失格になったことがあります)
両親に電話で聞いたところ、
幼稚園時代のかけっこはいつもビリから数えた方が早かったとのこと。
「あまりやる気はなさそうだったよ。
 頑張って、速くなり出したのは小学生に入ってからかな」だそうです。

はたして多笑も、事前の練習では、お遊戯、かけっこともに、
「のびのび」とか「やる気」の対極にあったようで、一人固まっていたようです。
何度か練習を繰り返すうちに、少しだけ気持ちが解けたのか、
予行練習では皆と一緒に行動できるようになった程度だったとか。

今日も、険しい顔をしながら、
常に控えめに、それでも誠実にお遊戯や綱引きをしていました。
残念ながら、笑顔はほとんど見られませんでしたが、
最後まで投げ出したりせずに頑張れました。
それだけでもよしとしましょう。

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スポーツスパルタの血を受け継ぐ父として、僅かな期待を残しながら迎えたかけっこも、
「競走」とはほど遠い、微笑ましい光景でした。
足の速い男の子が、先頭を走りつつも、
後ろの子達を気にかけながら何度も振り返り、ほぼ並んでゴール。
手に汗握るレースが見られるのはまだまだ先になりそうです。

(夫記)


おまけ。
びっくりしたのは、運動会を万歳三唱で締めたこと。
結婚式で見たときも驚きましたが、
北信の人は万歳三唱が好きですね。

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門前が誇る人気イタリアン・こまつやがスタッフを募集しています
ただ募集するだけではありません。
10月24日「こまつや案内会」つまり会社説明会のような会を開くとのこと。
一飲食店でそうそうあることではありません。

会社説明会というものは、
応募する人と募集する側のミスマッチを防ぐためのものです。
ビジョンと現状を示すことで、
新しいスタッフにどんな努力を求めているかを摺り合わせるわけです。
長期的視野を持っている経営者でなければ、やろうとは思わないことでしょうし、
そこに魅力的なビジョンがなければ、やれないことです。

こまつやのシェフ・廣政氏は、料理人として素晴らしいだけでなく、
経営者としてもかなりのセンスを持っていると、
彼と話をするたびに思います。

こまつやの魅力については、このブログでも何度か紹介してきました。
味もさることながら、ホスピタリティ、雰囲気、
食事にかかわる全ての要素において、素敵な気持ちにさせてくれます。

その中で、あえて特徴を述べるならば、
シェフをはじめとするスタッフの立ち居振る舞いの美しさと機敏さが、
食事に来た人たちを清々しい気持ちにさせるところでしょうか。

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食を通じて、誰かを幸せにしたいと思っている方がいれば、
ぜひ説明会に参加してみてほしいと思います。
チェーン店なんかで得るよりは、
よほど貴重な経験を積めるのではないかと思います。

(夫記)

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直太朗という名前は、
真っ直ぐ、太く、朗らかに生きてほしいという願いからつけました。
僕に足りないものばかりを名前に込めました。

直太朗、本日で1歳9ケ月。
今のところ、親の願う通りの男の子に育っています。
人見知りはほとんどなく、誰にでもニコニコ愛想を振りまき、
毎週のように祖母に連れられ老人ホームなどに慰問へ出掛けています。

ぐずることも少なく、あまり泣きません。
お姉ちゃんにいじめられてもほんの一瞬泣いたあとすぐに笑顔に戻っています。

しかし、太く、朗らかすぎて、たまにちょっとアホなんじゃないかと心配になります。
上の子と比べてはいけない、とよく言われますが、
わが家の場合、多笑の賢さと直太朗の大らかさを比較して、
どちらも愛くるしいと感じているので、
正々堂々、多笑と比較しちゃいます。


1:ご飯は飲み物

とにかくよく食べます。
よく食べるくせに、噛むということを知りません。
ご飯も、麺類も飲み物のように流し込みます。

そのためか、誤飲歴が結構あり、
オムツの中からプラスチック製のピックやおはじきなど、
異物を発掘したことが何度かあります。

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2:モノを隠す

理由はまったくわかりませんが、
手に収まるあらゆるモノを人目のつかないところに隠します。
ファイルの中、ラックと床の間、戸棚と壁の隙間、どくだみ畑の奥などなど。
そういったところならまだいいのですが、
一番やっかいなのはプラごみ袋です。
週1回は捨ててしまうわけですから、いくらチェックしていても
うっかり捨ててしまったモノは数知れず、です。
ミニカーなどのおもちゃならまだしも、
DVDのリモコン、ペッパーミルの受け皿など、生活必需品が行方知れずです。
最近は、僕の結婚指輪が姿を消しました。

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3:手をつながない

とにかく我が道を行きます。
僕はほとんど直太朗と手を繋いで歩いたことがありません。
家族4人で散歩していても、あっという間に脇道へそれてしまいます。
仕方なしに、がっしり身動きとれないようにして抱えて歩くのですが、
それとて、抱っことは全く違います。
拘束です。
激しく抵抗されます。

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4:しゃべらない

多笑は言語能力の発達が早かったので、どうしても比較してしまうのですが、
直太朗は未だにお母ちゃんもお父ちゃんも、お姉ちゃんも
「おかーちゃん」です。
毎日毎日、僕が帰ると「おかーちゃん」と嬉しそうに寄って来るので
「おとーちゃんです」と返しているのですが、直りません。
しかし、義母は1日中かけて「ばーちゃん」と呼ばせるのに成功したそうです。
悔しい。

多笑が同じ頃、「暗いね、でんき、つける」とか3つのセンテンスを繋げて
保育士さんを驚かせていたのですが、
いまのところ直太朗が話すのは
ぶーぶ(車)
だっこ(だっこと手をつなぐことがごっちゃ)
ねんね(寝ることとおっぱいが一緒、多笑は同じ頃卒乳済み)
おかーちゃん(関わる人すべて)
はーく(ハート)
truck(トラック、とても発音がいい)
ごくごく(飲み物がほしい)
くらいのものです。

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5:泣かない

我慢強いのか、鈍感なのか、
転んでも、おねえちゃんに叩かれても、
電気を消されて暗くなっても、海で波にのまれても、
とにかく泣きません。
むしろ、嬉しそうな表情を見せます。
放っとかれても、それはそれで一人楽しそうにミニカーを走らせています。
(基本、車を手放すことはありません)


これこそ僕が望んでいた男児像です。
(下の写真は、風呂上がりにすかさずおねえちゃんの長靴を履く、の画)

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多笑のような賢さはまったく感じないけれど、
きっと皆に愛される存在になってくれるのではないかと、
バカ親は思うのです。

(夫記)

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東京で受けた試験があまりに出来が悪く、あまりにショックで、
このまま神田で酔い潰れて路上で寝てしまおうかと思ってしまいましたが、
とても楽しみなライブがネオンホールで行われるということで、
居酒屋に入ることもなく、新幹線で長野に引き返してきました。

本日デビューしたバンドは、その名も「ながはり朱実と劇団つきかげ」。
ボーカルはその名の通り、信州が誇るアイドルイラストレーター・ながはりさん。
キャッチコピーは「ジェームス・ブラウンと少女マンガの融合」。
怪しげ極まりありませんが、
ながはりさんの夫で、ボスタブなどのドラムを担当しているカモヒコさんが
メンバーに入っているということで、
きっと単なるコミックバンドにはならないだろう、と
期待を膨らませ、夫婦でネオンホールに駆けつけました。

いやー、へこんだ気持ちも吹っ飛びました。
ファンキーなサウンドに乗せる歌詞は少女マンガの世界。
キャッチコピーに偽りなし。
ロリータファッション(?って言うの、あれ)に身を包み、
「こんな茶番に付き合ってくれてありがとー!」とシャウトする、
ながはり画伯40歳、二児の母。
いやいや、茶番は茶番かもしれないけれど、最高の茶番ですよ。
(終盤、寸劇みたいになってました)

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人生、楽しまなくちゃ損だと思わせてくれる、
そして音楽のチカラを感じさせてくれる時間でした。

また、ながはり画伯の後ろで、フリフリのブラウスの胸にバラを差し(強制的に?)、
しかしながら、いつもの表情でスティックを振るカモヒコさんが笑えました。


こんな夫婦になりたいものだと思いながら、
スタンディングオベーションを贈ったのでした。



(夫記)
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僕の夏休みは11日から16日までだったのですが、
最初の二日間は僕と多笑が熱を出し、
その後、妻が熱を出し、どこにも行かずに家で過ごしていました。

多笑は七夕の短冊に「うみへいきたい」と書いていたので、
僕の夏休み中に海へ連れて行こうとは思っていました。
しかし、夫婦そろって熱は下がっても何となくだるくて身体が重いため、
「まぁ、海に行ってもねぇ...」
「そうだね、多笑は『なんかゴミ浮いてる』とか言ってすぐ帰るだろうしねぇ」
「砂がついただけで、帰るとか言いそうだよねぇ」
とか言って、だらだら過ごしていた8月15日の朝。

何の気なしに、多笑に「海に行きたい?」と聞いたら
「行きたくない。楽しそうじゃないし」との返答。

ここで、我ら夫婦、ハッと我に返り、自分たちの言動を反省しました。
どうやら親のせいで、海は楽しいものではないという印象を与えてしまったに違いない。

「いやいや、多笑ちゃん、海は楽しいよ!」
「お父ちゃんもお母ちゃんも海が大好きなんだよ!」

取り繕いながら重い腰を必死で上げたのは午前10時半ごろ。
バタバタと必要なアイテムを車に詰め込み、
ファミレスでの昼食を経て、午後1時には直江津海水浴場へ辿り着きました。

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無鉄砲な直太朗がズイズイ沖へ突き進むのはある程度、予想していましたが、
若干、潔癖性のケがある多笑が波に揺られて楽しそうにしているのは予想外でした。

実は僕は幼い頃、海が苦手だったのです。
妻もはじめての海では「ぬれる、しょっぱい」と泣いてばかりいたそうです。
僕らの血を引いていれば、きっとすぐ帰りたがるだろう、
そう思っていたのですが、いやいやまったくそんなことはありませんでした。

二人とも波にもまれ相当量の海水を飲みながらも、
果敢に沖へと進んで行きました。
(まさか1歳8ヶ月の直太朗が、浮き輪にしがみつきながらも
足の届かない深さのところまで行けるとは思っていませんでしたが)


帰ってきてから、多笑は嬉しそうにとみやさんで
「たえちゃん、うみにいったの。おぼれたの」と報告していました。
(浮き輪ごとひっくり返りました)

3歳の夏は一度きり。
ギリギリのところで、思い出づくりをしてあげられて、ホッとした両親でした。

(夫記)

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(おまけ)
前日、善光寺お盆縁日へ向かう妻と子どもたち。
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安斎家のフツウな門前生活

子連れで門前に引越してきた一家の暮らしぶりを徒然なるままに綴ります。
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