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幼子がいると、なかなか外食ができないものです。
座敷があって、子どもが食べられるメニューがあって、
そして、子どもが騒いでもそれを許容してくれる大らかな雰囲気。
なおかつ、大人も食べたくなる味。

それらを全て満たしてくれる「しまや食堂」には
子ども連れでちょくちょく訪れていました。

各メニューの大盛りは「二人前か!」とツッコミを入れたくなるような盛りの良さ。
おかげで、ラーメン大盛り(600円)と肉丼大盛り(800円)計1400円で、
家族四人のお腹を満たすという、高いコストパフォーマンスを実現。
ファミレスだと、そんな値段で4人がお腹いっぱいというわけにはいきません。

shimaya_anzai.jpg



その「しまや食堂」が年内で営業を終了します。
あのやさしい味のラーメンがもう食べられなくなると聞いて、
今日は家族で食べに行ってきました。

おばさんは今日もニコニコ、何も言わなくても小皿を持って来てくれました。
今日も肉丼とラーメン。
帰り際、「お店、閉めちゃうんですか?」と尋ねたら
「ごめんなさいねぇ」とちょっと困ったような笑顔を見せました。

お店の歴史などを取材しようと思っていた僕は、
静かに幕を閉じようとしている、
もともと寡黙な店主と奥さんに質問をするのが憚られて、
「いつもおいしかったです」とだけ伝えて、店を後にしました。

寂しいけれど、もう結構なお年ですもんね。
今までお疲れ様でした。

(夫記)
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僕は一時期、書店経営を夢見て、
ヴィレッジバンガードや往来堂など、
書店の棚づくりの成功例を紹介する本を読みあさっていました。
今でも佐野眞一氏の「だれが本を殺すのか」は
これまで読んだ本の中で十指に入る名著だと思っています。

その中でちょくちょく出て来た伝説の書店員が、
長野の平安堂本店にいるということを知り、
どうにか一度お会いしたいものだと強く思っていた時期があったのですが、
諸般の事情により書店経営を諦めたこともあって、
つい先ほどまで忘れていました。

話は変わって、
僕は大学院で経営学を学んだこともあって、
部下の心を惹き付けるリーダーに強く興味を持っています。

先日、あるイベントをきっかけに知り合った平安堂に勤める女性が、
フェイスブックでことあるごとに先ごろ逝去された上司を悼む文章を綴っていました。
「これだけ部下に慕われる上司とは、どんな人なんだろう」と興味が湧き、
一度お話をお聞きしたいと思っていました。


さて、
この伝説の書店員と、知人の上司、もしかしたら同一人物なのではないかと
僕の脳細胞同士が繋がったのは昨日のことです。


僕はそれほど多読というわけではありませんが、
書店にいる時間が好きです。
お金と時間に余裕があった頃は「積ん読」が趣味でした。

僕は福島、京都、郡山、長野、大阪、名古屋と移り住んできましたが、
平安堂本店は信州が誇るべき名店だと思っています。
そこには恐らく伝説の書店員が及ぼしたエッセンスが散りばめられているのでしょう。

僕がお話を聞きたいと思っていた伝説の書店員と、
彼女の上司は同一人物なのでしょうか。

彼女に答えを聞く前に、何となくここに記したくなりました。
多分、同一人物なのだろうと思って。


(夫記)
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昨日12月9日は直太朗の誕生日でした。
2歳になりました。

アンパンマンブーム真っただ中の彼のため、
久々のアンパンマンケーキを作りました。

naotarotanjobi_anzai.jpg

直太朗なりにお祝いされていることはわかるようで、
とてもうれしそうにしていました。


そういえば、週刊長野の月1回掲載の子育て面を
ほかのママ記者たちとチームを組んで担当するようになったのですが、
直太朗がこっそりモデルを務めたりしています。

原稿を書くのは慣れたものですが、
紙面掲載用の写真を撮るのははじめてのこと。
子どもを撮るようになってから、
ずいぶんマシな写真が撮れるようになったと思います。
これも写真&カメラ好きの夫のおかげです。


(妻記)

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先日の土曜日、多笑の通う幼稚園で「成道会おゆうぎ会」がありました。

oyugikai_anzai.jpg

「成道会(じょうどうえ)」とは、お釈迦様が悟りを開いたことをお祝いする行事です。
この時期に「クリスマス会」ではなく、こうした行事があるのは、
お寺さんの幼稚園ならではです。

多笑のいる年少クラスは「てぶくろ」の劇と
「森の音楽家」の合唱と「こおろぎ」の合奏をしました。
劇では、多笑は「のっそりぐま」の役。

oyugikai1_anzai.jpg

はずかしがることなく、セリフをしゃべったり歌ったりする姿ももちろんですが、
休憩中にお友達と楽しそうにふざけあう姿に、わが子の成長を感じました。

同じクラスの子のお父さんお母さんに「ブログ見てますよ」と言われ、
びっくりするやらはずかしいやら。
でも、お近づきになれたようで、とてもうれしかったです。


(妻記)
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(弟に爪痕が残るほどほっぺたをつねられたあと)
娘:直太朗、ごめんねって言わなきゃ、遊んであげないよ!
(その直後、弟が落としたおもちゃを拾ってあげながら)
娘:お世話はしてあげるけど、遊んであげないんだからね!
母:どうしてお世話はしてあげるの?
娘:お世話はやさしいことだなーって思うから。
母:多笑はいい子だなあ。
娘:でも、仲良しじゃなきゃ遊ばないの。

こういうの、倫理観というのでしょうか。
つくづく感心させられた母でした。


(おまけ)
ある日のおやつ。

donatu_anzai.jpg

またある日のおやつ。

hotcake_anzai.jpg



(妻記)
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安斎家のフツウな門前生活

子連れで門前に引越してきた一家の暮らしぶりを徒然なるままに綴ります。
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