12月9日午後7時5分、長男・直太朗が生まれました。
出産を前に、一家揃って若槻にある妻の実家へ移った直後のことでした。
これから1ヵ月くらいは、こちらで過ごします。
門前で暮らしていない以上、なかなかブログも更新できないと思います。
さて、僕は出産に立ち会ったのですが、
妻がヒーヒー言っている間に、僕はUFOのことを考えていました。
UFOに遭遇した人の体験は、
母親のお腹の中から出てきた瞬間の記憶が
何かをきっかけにフラッシュバックしてきたものだという説についてです。
確かに、宇宙人にさらわれたという体験談は、
大抵、オレンジ色の光に包まれ(胎内から外へ出て)、
大抵、手術台(分娩台)にくくりつけられて、
大抵、白っぽい服に身を包んだ宇宙人(産科医、助産士)に囲まれてますよね。
(矢追純一の特番を見る限り)
分娩台の傍らで、いきむ妻の手を握りながら、
確かにここはUFOの中みたいだなぁと考えておりました。
(夫記)
横沢町公民館で行われた餅つきに行ってきました。
わが横沢町の餅つきは特別です。
何せ町内に「溝口餅店」さんがあるからです。
あれこれと細かい指示を出してくれるので、格別な餅がつきあがります。
集まった子どもたちは約20人。
横沢町だけでは人数が少ないので、隣の花咲町にも声をかけているそうです。
子どもの数は年々、減少傾向だそうで、
ピーク時の約30年前は横沢町だけで70~80人はいたそうです。
最初についた餅は、ゴマと塩をいれた「かき餅」。
僕は用事があり、そこまでで帰ってきましたが、
その後、餡子やきな粉餅もつくったそうです。
お土産に持たせてもらった餅は、何とも言えない歯ごたえの格別な味わい。
娘の多笑もこの笑顔です。
(夫記)
わが家に木工デザイナー・三谷龍二さんがふらりといらっしゃいました。
妻は仕事上で親交があるので、「あらあら、いらっしゃいませ」とフツウにお迎えしていましたが、
僕にとっては木工デザイナーとしてだけではなく、
伊坂幸太郎の本の装丁や「ほぼ日」の連載で見ていた憧れの人です。
わが家に三谷さんがいることが信じられず、
思わず娘との記念写真を撮らせてもらいました。
これが人徳というものなのか、
初対面の人、とりわけ男の人には警戒心を抱く娘の多笑が、この笑顔。
妻曰く、古い家屋マニアで、
松本の古い煙草屋さんを改装して自らのギャラリーにしようとしている三谷さんが、
わが家を隅々まで見て、「上手に改装されているねぇ、いい家だね」と言ってくれました。
あらためて素敵な家で生活しているのだと実感。
そして、あらためてこの家を紹介してくれた「門前暮らしのすすめ」スタッフに感謝。
(夫記)
義母のピアノの発表会に行ってきました。
場所は大門の竹風堂3階にある「竹風堂大門ホール」。
50席程度の小ぢんまりとしたホールですが、
照明もピアノも立派なものです。
義母が通っているピアノ教室は年配の方が多く、
義母も「六十の手習い」、六十歳を過ぎてからピアノを始めました。
皆、たどたどしくも真剣に鍵盤に向かい、
何度も間違えながらも曲の最後まで弾き終えていました。
歳をとってから新しいことに挑戦するのって、
踏み出すのになかなかエネルギーが要ることだと思います。
平均年齢は僕の倍以上であろう出演者たちのひたむきな表情に、
見習わなければいけないな、と思った次第。
同時に、門前に「竹風堂大門ホール」のような
気の利いた発表の場があることにありがたみを感じました。
(おまけ。帰りに娘の好物である竹風堂の「どら焼き山」を買って帰りました)
(夫記)
ボンクラ感謝祭に行ってきました。
僕は写真が好きです。が、
僕は写真が下手です。
鏡割りの図です。
恥ずかしいので小さくアップ。
お手本はこちら。
僕はこういう「今しかない」という一瞬を切り取った写真が好きです。
このお手本の写真を撮った、
「門前暮らしのすすめ」スタッフである内山温那先生に
何度も弟子入りを志願しているのですが、断られ続けています。
さて、振る舞い酒を調子に乗って飲みすぎた僕は、
(たぶん五合ぐらい飲みました)前後不覚となり、千鳥足で帰りました。
道すがら、来月生まれてくる長男の安産祈願に、と
宵えびすの屋台で白いダルマを買いました。
酩酊状態のまま大家さんであるモンマートへ寄ると、
店番をしながら麦焼酎の試飲をしていたご主人が
「味見していきなよ」とお湯割りを勧めてくれました。
この先からはほとんど記憶がなくなっているので、
妻の話をもとに書きます。
ダルマを買って帰った僕は、
「右眼成就といって、願いが叶ったら右目を入れるのだ。
だから先に左目を入れておくのだ」と言いながら、
左目を書こうとする妻を制止して、無理やり右目を入れさせたそうです。
もはや前後不覚というか、右も左も分からない状態だったようです。
そのまま着替えもせずに寝てしまいました。
さて、翌朝、買ってきたダルマを見てみると、
胸に大きく「合格」と書いてありました。
うまく産道をパスしてくれ、ってことで、
許してくれ、まだ見ぬ息子よ。
(夫記)