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佐久市の総合文化会館建設の可否を問う住民投票が、
結局、反対多数で見直されることになりましたね。
ハコモノなんていくらでも余っていると思うので、僕は何よりだと思っています。

さて、振り返って我が長野市。
権堂東地区に、市長曰く「総合文化施設」を新設しよう、とか。

そもそも総合文化施設というものをつくる意義がよく分かりません。
恐らく数十億円規模の投資になるのでしょうが、
ハコモノなんざ、いくらでも余っていると思うのです。
もんぜんプラザだって、トイーゴだって、稼働率は知れたものでしょう。
市民会館だって現地に再建するわけですよね。
これら全てが使いようによっては「文化施設」として機能します。
だから、問題はハードではなく、ソフトだと思います。
多分、大多数の市民はそのことに気付いていると思います。

信濃毎日新聞には、「建設に否定的な意見もある」みたいな書き方をされていましたが、
甘っちょろくないですかね。
肯定的な意見を持っている人がいたら理由を聞いてみたいものです。
「地元住民には歓迎する意見も」なんてくだりもありましたが、
本当にそんな人がいるのでしょうか。
(本日付、信濃毎日新聞には加藤久雄・長野商議所会頭が賛成意見を述べていましたが、
正直、まったく理解できませんでした)

土地が空いているのなら、善光寺より南側に大型の駐車場をつくるべきだと
僕は昔から思っています。

伊勢神宮などへ行ったことがある人は分かっていただけると思うのですが、
善光寺界隈の残念なところは、大きな駐車場が裏側(北側)にあるところです。
なので、自家用車や観光バスで来た参拝者の多くは仲見世や表参道にお金を落とさず、
裏から境内に入り、お参りだけして帰ってしまいます。
これが、例えばトイーゴあたりに大型バス用の駐車場があれば、表参道全体が潤うはずです。
現・トイーゴに信越放送が入ると聞いた時、僕は正直、ガッカリしました。

権堂東地区を再開発するのなら、
大型バスの駐車場をつくった方が、地元経済にはよっぽど良い影響を与えるでしょう。
できるならば、そこから権堂アーケード経由で表参道に向かって人の流れを西へ向かせ、
表参道から北上させる方策を考えた方が、ハコモノに数十億円かけるより
はるかにコストパフォーマンスが高いと思います。
権堂アーケードと表参道の空き店舗に気の利いた施設をつくるだけで、
人の流れは変わります。
カフェでもいいし、善光寺の歴史が分かる展示館でもいいし、
何なら池田満寿夫や東山魁夷の絵が数枚飾ってあるギャラリーでもいいし、
毎週末開くフリーマーケットでもいいと思うのです。
アイディア次第でいくらでも人の流れは変えられるでしょう。
投資額は一千万円もあれば十分お釣りがくるはずです。

いかに門前一帯を「歩いてもらえるか」が重要だと思います。

フツウな門前生活を送るフツウのサラリーマンの一意見です。

(夫記)

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義姉(といっても年下)のおじいちゃんおばあちゃんが佐渡でお米をつくっています。
そのお米を分けてもらい、「うまいうまい」と食べていました。

それまではおはずかしい話、もっぱら無洗米をスーパーで買っていました。
米のとぎ汁が出ないから環境にやさしい、という話を聞いていたのと、
何より楽チンだから。

ところが佐渡の新米のおいしいこと!

にわかに米のおいしさに目覚めた私は、「米は米屋だろう」と
こめや東町」へ行きました。

「ぷくぷく亭」のおにぎりは何度か食べたことがあったけれど、
米を買うのは初めて。

お米屋さんの米って、さぞお高いのだろうと勝手に思い込んでいたら、
スーパーのとほとんど値段は変わらないのですね。
知らなかった。

数種類ある中から、以前から食べてみたかった
浅科の五郎兵衛米(ごろへいまい)を選び、お店の方に10キロお願いしたところ、
「ご家族は多いですか?」とたずねられました。

3人家族だけど、そろそろ臨月だし、まとめて買っておこうと思った旨を伝えると、
精米後はどんどん味が落ちてしまうので、
できれば3~5キロずつ買った方が良い、とのこと。

「旧長野市内にお住まいでしたら、3キロから配達できますよ」
しかも配達料は無料。
知らなかった。
そして、なんてありがたい。

これからは、幼子連れでも身重(みおも)でも、
米びつが空になることなど、恐るるに足らず。
日々おいしいご飯にありつけます。

(妻記)

anzai8182.JPG

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引越し以来、懸案となっていたわが家の玄関まわり。
これまで住んできた家には下駄箱が備え付けられていたのですが、
今回の家にはなく、大量の靴の収納場所をどうにかしないといけなかったのです。

「下駄箱をつくる、つくる」と言いながら、億劫がってずるずると先送りになっていました。

そんな中、金曜日から僕の両親が福島から遊びに来たのと同時に
娘の多笑が風邪で高熱を出してしまい、一家で出かけるに出かけられない状況。

ならばこの機会に力を合わせて下駄箱をつくってしまおう、ということで、
家族全員でまずは作戦会議。とはいえ、
理数系の父と妻が二人で、あーでもないこーでもないと設計図を作り上げていき、
文系の僕と母はただそのやり取りを見ているのみでした。

kaigi_anzai.JPG

さて、設計図が出来上がり、材料を仕入れに綿半に行ってみたのですが、
必要なサイズの板の在庫数が足りず、吉田の「マルイ」へ。
マルイは、B級品のような安い板から少し値の張るいいものまで、
いろいろと揃っていました。

父と妻が仕上げた設計図どおりに金槌を振るい、約30分。

daiku_anzai.JPG

引越して以来、放置されていた玄関の、これがビフォア。

before_anzai.JPG

そして、下の写真がアフター。

なんということでしょう!(加藤みどり風に)

あんなに雑然としていた玄関脇の風景が一変!

after_anzai.JPG

自分の手でつくった喜びと、整然とした佇まいに
とてもすがすがしい気持ちです。

(でも、本当は靴が多すぎて、まだ収まりきっていません...。)

(夫記)

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散歩の途中、一匹の猫を見つけ、
いつものようにカメラを構えながらじりじりと近づいていると、
ファインダーの中に一人のおじいさんがいました。

「あ、すいません。猫の写真を撮るのが趣味なもので」
「そうなの?じゃあ、美人に撮ってもらうかな」
と言いつつ、おじいさんは猫の首根っこを捕まえて僕に近づいてきました。

「おとうさんの飼い猫なんですか?」
「いや、隣の猫なんだよ。A子とB子っていうんだけど、こちらはB子。
両方ともよその人にはなつかないんだけど、私にはなついてねぇ」

僕の猫撮影の流儀は、昆虫採集と同様で、
いかに野良猫に近づけるか、ということに楽しみを感じるわけですが、
猫とおじいさんとの仲睦まじさに思わずパシャリ。

nekotojiisan_anzai.JPG

ちなみにおじいさんの家の前には不思議なお地蔵様が。
頭の上に直接、屋根が据え付けられています。
笠子地蔵ならぬ、屋根子地蔵?

岩石町近辺の細い路地には面白い光景がたくさんありますね。

ojizou_anzai.JPG

(夫記)

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わが家のおやつは、ほぼ週1、2回の頻度で
溝口餅店の商品により賄われています。

どれもこれも美味しいのですが、
最近、登場した「りんご大福」(季節限定)は格別です。

daifuku_anzai.JPG

大福の真ん中に煮たりんごが入っているのですが、
どうしてこれまで誰もやってみなかったのか、と不思議に思うほど美味しいです。

僕はイチゴ大福に違和感を感じる一人です。
フレッシュなイチゴは、煮た小豆(つまり餡子)とミスマッチだと思うのです。

しかし、煮たりんごは煮た小豆と"煮たもの同士"で、食感も似ていて相性抜群!
ぜひご賞味あれ。

(娘の多笑もこの笑顔。大福が大福を食べているようでかわいらしい)

daifukutae_anzai.JPG

(夫記)

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安斎家のフツウな門前生活

子連れで門前に引越してきた一家の暮らしぶりを徒然なるままに綴ります。
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