善光寺大本願の駐車場の一角に、小さな神社があります。大門上(だいもんかみ)のお宮で、1つの建物に、諏訪、三峰、白山(はくさん)の3柱の神様がおまつりされてます。

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 もともとは、大本願の神社でしたが、明治時代の神仏分離によって、大門上組のお宮となりました。大門町は南と上(かみ)でお宮が分かれています。大門上とは、北は善光寺境内入口の交差点から、南は国道406号線までです。

 白山神社は、石川県白山市に本社があり、加賀の国の一の宮です。正式には「白山比咩(しらやまひめ)神社」と言います。

 白山神社は、全国に三千社もあるとされますが、ここ善光寺にもまつられました。

 しかもこの神社の神様は、三峰は埼玉県、諏訪は長野県、白山は石川県で、東京から信州を経て北陸に向かう北陸新幹線のルート沿線の県の神様がそろっておまつりされているのが、面白いことです。

 

 

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