長野市立後町小学校の閉校式が2013年3月20日に行われました。
 
 正式には年度末の3月31日、この日が後町小学校最後の日でした。
 有志の呼びかけにより、3月31日午後3時、校庭に、子ども、保護者、教師、卒業生など約50人が集まりました。私も一地域住民として行きました。
 
 ちょうどその時間、それまでは小降りだった雨が強くなりました。涙雨とは、まさにこのことです。

 校舎に向かって、全員で校歌を歌いました。私は、卒業生ではないので歌詞を知らず歌えませんでしたが、このように愛されている学校が今日限りでなくなることが、まだ信じられない思いでした。

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 最後は、校門を出て、道路から学校に向かって、全員で礼。「137年間、ありがとうございました!」の言葉で締めくくりました。

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 今この場所にいない、多くの卒業生や学校にかかわった人たち。その人たちがあって、今がある。その人々の思いも代表して、最後の人たちがお礼を言う、その姿に感激しました。とても厳かな、後町小学校最後の日でした。

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