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僕は大学時代を京都で過ごしました。
とりわけお気に入りだったのは、大徳寺、南禅寺、東福寺でした。
いずれも心洗われるというか、清められるというか、
気持ちを落ち着かせてくれる場所がそこかしこにあるのです。

しかし、残念なことは、そのうちいずこも禁煙であることです。
気持ち落ち着く場所を見つけたら、そこで愛煙家はニコチン入りの深呼吸をして
煙を天空に吐き出したいものです。
まぁ、文化財の貴重さを考えれば、禁煙は当たり前のことです。
それは理解しております。

さて、われらが善光寺。
当然、境内は禁煙なのですが、
六地蔵の少し南側に喫煙所があり、
忠霊殿から西、茶屋の前にも喫煙所があります。
本堂の北側にも灰皿が設置されています。

僕は家から近いこともあって、
西の茶屋前の喫煙所でプカプカすることがしばしばあります。
タバコの旨味が違うのです。
smoking_anzai.jpg

今日も夕方、ニコチン入りの深呼吸をして参りました。
この写真はセルフポートレイト。
右上に見えるのが本堂の屋根です。

妻は「タバコの旨味を語るなんて世の中の流れに反している」と言います。
うーむ、タバコをやめて、その分を義援金にまわすか。

禁煙宣言から7ヶ月。
今のところ当たり前のようにタバコを吸い続けています。

ただ、忘れてはいけないのは、
原発の風評被害に苦しむ福島県は、葉タバコの産地だということです。
(言い訳)

(夫記)
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大家さんである「モンマートとみや」さんに
被災地である岩手と福島の日本酒がお目見えしました。
これまで扱っていなかった銘柄です。
「東北のお酒です お酒を飲んで 支援しよう」のPOPが。
110415_214006.jpg


何か支援したいけど、何もできない、
そんな気持ちを持っている人は多いと思います。

新しい銘柄を仕入れるには時間と手間がかかるようですが、
酒屋さんなりに出来る支援のカタチがこういうこと、ということでしょう。
もちろん、レジ脇には義援金の募金箱も設置されています。

会社を休んで東北へボランティアへ行った友人もいます。
支援したい気持ちを行動に移せる人たちを羨ましく思う今日この頃。

僕に出来ることはなんだろう。
とりあえず東北の酒を飲んでから考えるとしよう。
(2歳の娘に「お父ちゃん、あんまりのみすぎちゃだめだよ」と諭されたので
ほどほどに)

(夫記)
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ダイニングで使っている椅子の足がぐらついていたので、
Kibi Craftの三浦さんに修理をお願いしました。

4月中は市内引き取り料が無料とのことで、とても安く、
そしてあっという間に直って戻ってきました。

isu_anzai.jpg

このスティックバックチェアはイギリスのアンティークだそうで、
わが家に来る以前に少なくとも100年の時を長らえてきたことになります。

この前に使っていた椅子は、結婚前から夫が使っていたもので、
4脚あったものが、最近になって次々と壊れてしまいました。
座面が外れ、足がバラバラになり、手の施しようがありませんでした。
その寿命は7年ほどでしょうか。

ものを長く使い続けるには、
三浦さんのように、修理を生業としている方の存在も欠かせませんが、
修理が効く質のもの、また直してでも使いたいと思えるほど愛着の持てるものを
手に入れることが大前提です。

多少値が張って当然といえます。

ちなみにこの椅子は、2脚で2万円。
岡山県の家具屋さんからやってきたので、送料が6000円ほどかかりました。

これを安いと思うか、高いと思うか。
その価値観は人それぞれでしょうね。


(以下加筆)

後日、三浦さんに「この椅子はイギリスのアンティークだ、とのことだったんですが、
古いものでしょうか?」とおたずねすると、
「そんなに古いものではないんですが...、頑丈にはできてます」とのこと。

アンティークという謳い文句は、雰囲気を伝えるだけのものだったみたい。

ちなみに「アンティーク」とは、「製作後100 年を経た物」と定義されています。
でもそれはあくまでも輸入に関わる法律上でのことなので、
なんか古くて感じのいいものに、体のいいキャッチコピーとしてくっつけられることが
多々あります。うちの椅子のように。

まあ、気に入って買ったものなので、いいんですけど。


(妻記)

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娘の髪が伸びてきたので切りました。
七五三で髪を結いたいので、前髪だけ。

haircut_anzai.jpg

娘のヘアカットは夫に頼んでいたのですが、この本を買ってから私も切ってみたくなって、
「床屋さんしよう」と娘を誘って、これまで2度ほどハサミを持ちました。

book_anzai.jpg

娘の髪はふわふわとやわらかく、くるくるとクセがあるので、
多少失敗しても、いい感じに仕上がります。

毎朝、鳥の巣のようにからまった髪をブラシで解くのはなかなか厄介ですが、
何もせずともいい感じにまとまる天然ウェーブが
直毛の私はうらやましてくなりません。

(妻記)

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冬の間は、寒くて僕のモチベーションが上がらないのと同時に
猫があまり外を出歩かない、という二つの理由から、
僕の趣味の一つである街角の猫撮影もオフシーズンであります。

それでも、ちょこちょこと撮りためてはいるので、
久しぶりにいくつかアップします。

子猫ですね。横沢町の塀の上にて。

cat2.jpg

善光寺西の茶屋に住みついている猫のうちの一匹。
気持ち良さそうに寝ていました。

cat1.jpg

向かいの家の塀の上にて。
こいつは平均して週に二度くらいは顔を合わせます。

cat3.jpg

暖かくなってきたので、そろそろ猫撮影の季節です。

(夫記)

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安斎家のフツウな門前生活

子連れで門前に引越してきた一家の暮らしぶりを徒然なるままに綴ります。
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