西の門市に行ってきました。
戦利品は以下のとおり。
とうもろこし1本100円。
朝採れのピーマン4個をおまけしてくれました。
手作りの髪留め(300円)と印鑑ケース(700円)。
ちゃんと朱肉入れもついてます。
クイーンセイコーの腕時計(1,000円)。
竜頭が取れているし、オーバーホールが必要ですが、
古い割にはきれいです。
僕は古いセイコーの時計が好きです。
理由を語りだすと長くなるので、「匠の時代第1巻」(講談社文庫)を読んでみてください。
簡単に言うと、昔スイスで開かれていた時計の精密さを競うコンテストで、
セイコーは努力を重ねて世界ナンバーワンの座を手にするのですが、
スイスメーカーの圧力によって、コンテストの結果がもみ消されてしまうのです。
あれを読むと、スイスの時計など使ってやるもんか!と思います。
そんなわけで、クイーンセイコーは門前の中澤時計総本店に持っていって
オーバーホールしようと思っています。
妻への誕生日プレゼントです。
(夫記)
今日は駐車場を探しに行きました。
門前の古い家には駐車場がついてない家が多い印象です。
わが家もそうです。
しかし、恐らく空き家を潰して更地にしたであろう
駐車場がそこかしこにあります。
労せずしてわが家から50mほどの場所に確保できました。
横沢町付近の相場は月5,000円~6,000円のようです。
善光寺大門町周辺はもっと高いようですね。
(夫記)
(おまけ。昼食は小菅亭でそばを食べました。娘はそば好きです)
夫です。
僕は「男はつらいよ」をこよなく愛しています。
あの映画は柴又・帝釈天の門前が舞台です。
門前には、寺があるからこそ醸し出される空気があります。
そこには、昔から黙っていても人が集まってきました。
だから、そこの商人は、生き馬の目を"抜こうとしない"呑気なところがあったと思います。
そこには、信仰心が根付いています。
だから、そこの住人には、無意識下に心の拠り所があったと思います。
門前には、他にはない、のどかな空気が流れていると信じています。
だから、僕は善光寺の門前で暮らしてみたいと思いました。
わが家の二階の窓からの風景です。
すぐそこが善光寺です(左が忠霊殿、右にちらりと見えるのが本殿)。
門前に流れる空気を感じ取るには十分な場所です。
ここで現在一歳半の娘と、年末に生まれてくる第二子を育てていれば、
きっと、善光寺の寅さんやおいちゃんおばちゃんやタコ社長や
博やさくらに出会えるのではないかと、
そう思って、僕は引越しの日を心待ちにしています。
引越しは9月4日です。
(おまけ、家の前ではしゃぐ娘、後ろに見えるのは善光寺忠霊殿です)
こんにちは、はじめまして。安斎と申します。
このたびご縁あって門前界隈へ引越してくることになりました。
現在は会社員の夫(33)、専業主婦の妻(36)、1歳半の娘という家族構成ですが、
年末にはもうひとり増えて4人家族になる予定です。
住まいとなる家は、善光寺さんの西側に位置する湯福神社すぐそばにあります。
「門前暮らしのすすめ」スタッフのご尽力あって、
古いながらとても状態のいい物件に出会うことができました。
外観はこんな感じ。
2階の様子。古い建具や窓枠、飴色の床や柱がいい雰囲気。
引越しは9月あたまの予定です。
この日記では、ごくフツウのサラリーマン家庭の日常を綴っていきます。
郊外のアパート暮らしに慣れ、
どちらかというと現代生活の快適性を好んできた我ら夫婦が、
これから古い民家でどのように暮らし、どのように町と関わっていくのか、
夫婦それぞれの目線で綴っていけたらと思います。
どうぞよろしく。
(妻記)