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参加下さった方の感想です。


「長野市郊外で夫と3歳の息子、60代の母と暮らしています。 県外出身の私にとって門前は魅力的でしたが、暮らすというイメージはありませんでした。しかし今春、息子の幼稚園入園と運転免許を持たない母との同居を機に、中心市街地での暮らしに興味を抱くようになりました。 とは言え、今すぐに引っ越しもできず、何からしたらいいかもわからない中で、今回の料理教室のお話を聞き、参加してみることにしました。

まず、料理教室の会場である体験ハウスまでを色々なお店や神社などを紹介していただきながら散策しました。 車でしか通ったことがない道をゆっくり歩くのは新鮮で、その道を1本入るだけで車が通れない道がいくつかあり、子供との散歩を想像しながら楽しく散策できました。

しばらく歩いて体験ハウスへ。 正直もっと古い家を想像していましたが、水回りも綺麗で部屋は風通しも良く、とても居心地の良い空間でした。

家族以外と料理をするのは高校の家庭科以来で緊張しましたが、とても和やかな雰囲気で楽しい時間を過ごせました。

車で直接行き、家を数分だけ見学するより、こんな風に街を歩き、実際に台所で料理をして部屋で食事をしてみると、イメージも湧きやすいので思いきって参加してみて良かったです。」


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(写真提供:小林洋文)


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体験ハウスで料理教室チラシA5_1002.jpg



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ナノで打ち合わせが終わると、荷物をつんで自転車で体験ハウスへ。今日は全然人がいなくて静かだなあ。こんな夜中にこの道を通るのも久しぶりだ。 西長野に住んでいた頃が懐かしいな。

あ、アーティストレジデンスに後輩いるかな?ちょっと覗いてみよう...いないや。遊びに行くって言っておいて、まだ全然行ってないなあ。

自転車から降りて家と家と間の細い道を歩いていると、いきなり犬が吠えてきた。しかも一匹じゃない。姿が見えないのに、犬ってすごいよな。と、半分感心、半分びくびくしながら自転車を止め、玄関の鍵を開ける。

あ、あれ?回しただけじゃあかないな...そうだ、ちょっとコツがあるんだった。ちょっと押すんだ。えいっ。よし、あいた。

玄関の電気がついている!ひさえさんがつけておいてくれたのかな。なんだかあったかい光。しかし、ひとりで過ごすには広すぎてもったいないくらいの家!なおこさんがくるまで、本でも読んでくつろいでいようかな。

一緒に泊まった、演出家のわたなべなおこさんとおしゃべり。私の教員採用試験の話 から、なおこさんの仕事の話まで、いろいろしゃべっていたら盛り上がってもう1時半。歯を磨いて、布団をしいて、おやすみなさい。

翌朝は障子から差し込む光と、外の通りを車が行き交う音で目が覚める。顔を洗って、太平堂にパンを買いに行こう。と思っていたら、鼻血が!何に興奮したんだ...。

外に出ると、お日さまの光がまぶしい。今日も暑くなりそうだ。それにしても、歩いてこの距離にパンやさんがあるっていいな。このへんに住んでたら、朝通っちゃいそうだ。ちょっと欲張ってパン3つも買う。そしたらおばちゃん(おねえさん?)が、一個おまけしてくれた。豪華な朝ごはんになった!

(大谷春花・記)

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※大谷春花さんが書いてくれた宿帳


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体験ハウスで芋煮会の感想

上西之門の雑貨店Roger/ロジェの安達です。 今回、「体験ハウス」と「もんけん」に初めて利用、参加させてもらいました。

「山形の芋煮会」ということで、キッチンを使わせてもらったのですが、作業台が広々としていて、照明もしっかり手元を照らしてくれるのでとても作業がしやすかったです。

二階の両側に大きい窓のある部屋はまさに風の通り道という感じで とても気持ちがいいです。子供たちは、ただ走り回るだけですごく楽しそうで、なんだか風と子供たちが遊んでいるようにも見えました。

空き家になっていた家が手を加えられたことにより、再びたくさんの人の出会いの場になり、話をしたり、感動したり、笑ったりすることにより、建物自身が元気を取り戻して、いずれはまた住む人を安らぎの場所として守ってくれるという過程の中にいるような思いがしました。

「もんけん」では門前の先輩方に出会い、お祭りについて語り合ったり、いろんなことを相談したりと充実した夜でした。 ありがとうございました。

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長野門前 体験ハウス日記  渕上純子(ふちがみとふなと)

2012年7月28日 土曜日 ネオンホールでのライブに京都からやってきました。 長野は2006年の初ライブから数えて4度目、少しあいて4年ぶりです。 そんな私たちが今回いちばんうれしかったことは、「おひさしぶり」と言える人が増えていたこと。 お客さんはもちろん、共演して下さった方々も、4年ぶりの我々を覚えていて下さるだろうかという思いもあったので、ひとしおでした。 そんな中、本当に家にいるみたいに寝泊まりさせていただいて、開けっ放しの窓からの風に吹かれながら久々に夏の夜なのに熟睡しました。 蚊取り線香を用意してくださったので張り切ってつけたけど、蚊もいませんでした。

そして家にいるみたいに起きてごろごろしている時、ピンポーンと、また家みたいな音が。 玄関には夏休みに遊びに行こうと誘ってくれた友達みたいな感じで、きのう共演したThe Endこと桜井くんがおやきを持って。 ライブももちろんうれしかったですが、この滞在で一番うれしかった瞬間かもしれません。 そのあと、門前の通りのちょっと豪華そうな喫茶店で、三人で少し緊張しながら珈琲を飲みました。 お会計は高くありませんでした。

京都にもどって長野のことをいろいろ思い出していたら、ネオンホールのてつろう君から次はもう少しあけずによびますねとメールがきました。私たちも、またもっと早く出して下さいとお便りしようと思いました。

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※ふちがみとふなとさんが書いてくれた宿帳


【ふちがみとふなと プロフィール】

 渕上純子(ボーカル、小物)、船戸博史(ウッドベース、コーラス)の二人組。京都在住。暮らしや旅、心の風景などをうたって約22年。最小限の編成が生み出す間とスピードを友に、酒の肴や団欒の種になる音楽を目指す。隣の店、隣のまち、とゆっくり活動を広げ、国境もとびこえ今日もどこかの街角で演奏。2011秋、7枚目のCD「6がつのうた」をリリース。

※ふちがみとふなとさんのHPは→こちら

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