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【報告】

昨年の「西の門市」では
小さくたって僕らの町でも何か栄村に支援できることがないか
ということで、長野市の災害ボランティアセンターさんの協力もあって
毎月栄村に物産を仕入に行き、「西の門市」で販売させていただきました。
(トマトジュース・笹団子・山菜・地物野菜など)

毎月栄村に行く!!

震災後の5月から10月までの半年間通わせていただきました。
いたるところに倒壊している民家があった5月から、だんだん仮設住宅ができてきたり・・・。
道路のひび割れや修復工事で徐行していた道が少しづつ走れるようになっていたり・・・。

その復興への変化を自分の目で見て感じることができたことは大きかったです。

それでも季節は容赦なく流れ、
大自然からは時期に合わせて山菜が取れ物産館に並んでいく。
地元栄村の皆さんの生活待ったなしであることも肌で感じながら・・・。

その復興作業は今も行われています。

今回、役場の総務課に義援金を直接もっていくことを説明したら
『村長か副村長がお受けしますのでスケジュールを合わせましょう!』ということで
遅くなってしまいましたが、5月30日(水)の午前中にアポがとれて行ってまいりました。


お会いすることができた齋藤 家富 副村長からうかがった印象的なお話があります。


現在の仮設住宅から、もっとちゃんとした住宅を建てるにあたり
当初の計画ではまとめて団地というか、プライバシーが守られたマンション的集合住宅を
計画したそうです。
そうしたら仮設住宅の住民から反発にあったそうです。


『前と同じ集落に同じメンバーで一戸建てを立ててほしい』


望むのは、快適性でもなく、プライベートでもなくコミュニティーなんだそうです。
さいわい今回の地震による被害で、直接的な死亡者は出ませんでしたから
条件が許せば、震災前の集落で気心知れた近所づきあいがまた再開できること
これが希望なんだとか・・・。

とっても共感できるお話でした。

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西之門町という小さな小さなマチもそんなコミュニティーを目指していきたい
町内で結束を高めつつ、門前という大きなエリアでお互い連携を図りながら、
お年寄りから子供まで、豊かな生活が日々繰り広げられていく・・・。


そんなこと考えながら栄村から帰ってきました。







本日の部長の一句

『昨年まで青年部で頑張ってくれた高井綾子さん、5月30日、無事に女の子を出産!おめでとう!!


ありがとうございました。

西之門町青年部
部長 箱山 正一

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