門前にお住まいの方はもう、ご存じですね。
西之門町から南へ2ブロック坂道を下った若松町にある
中国料理店といえばここ。
杏林(きょうりん)です。
そこは信大の教育学部の近くで
学生にも愛されてきた名店です。
メニューが豊富でマスターも面白い。
ここんところ4~5年の門前の賑わいをマスターも喜んでくれ
やっていなかった夜の営業まではじめたという
「若いもんにはまだまだ負けないよ!」
とってもユーモアのあるマスターでした。
でした?
というのも昨年からでしょうか
なんでも大病をわずらったとかで、ずっとシャッターは降りたまま。
でも、シャッターにはこんな張り紙が・・・。
歩いて店の横を通るたんびに、確認するのですが
定期的に内容が更新されているんです。
ユーモアたっぷりで
ちょっぴり意味不明なタテヨコの文字(笑)
それでもマスターは元気そうだとわかる
駄洒落や病院での看護婦さんとのやり取りなど・・・。
近所の門前のみんなとの会話の中で
『マスター生きてるよね?』
『大丈夫だよね』
と確認することもありますが
『姿を見た!』
という人にはまだあっていませんでした。
ところが先日。
僕が今年度も所属する
第一地区 住民自治協議会の総会の懇親会にて
ななななななななんと!
ニコニコとお酒を飲んでいるじゃありませんかっ。
平均年齢70歳の集団の中で
恥ずかしさもなく、思わず池田マスターを抱きしめました(笑)
僕:「お元気だったんですね!!」
マスター:『退院して久しぶりに酒飲むわー』
と日本酒をグイグイ飲む姿は以前より顔色もよく(当たり前か)
駄洒落も炸裂で(忘れたけど)喜びいっぱいの再会となりました。
マスター:『生死の淵をさまよって来たよー、入院時は半年で死ぬって言われたもんな』
そして、ここからがすごい!
マスター:『いただいた命だからもう何もこわくねいよ。年内には厨房もきれいにして店も再開するよ』
えーーーーーっ!!
その本人からの言葉に、どんなに元気をいただいたでしょうか。
中国料理 杏林の池田マスターがこのときばかりは
ブルース・リーにみえたのは僕だけでしょうか?
まだまだ熱い
門前のじいさんたち(心からの敬意を込めて・・・)
僕らはまだずっと若いのに
ちょっとのことで、文句言ったり、疲れたなどと、
へこたれていてはいけません(笑)
本日の部長の一句
『2014年・西の門市・5月25日(日)からはじまります!!』
ありがとうございました!
西之門町青年部
部長 箱山 正一