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風の公園さんが企画し、取材・執筆を我ら夫婦が担当した小冊子
「古き良き未来地図」が完成しました。
門前のリノベーション物件30件を紹介しています。

訪れた人たちに、また違った視点で街歩きを楽しんでもらうとともに、
これからこの街で空き家を改装して何かを始めようという人のために、
参考になるような冊子をつくりたい、というのが
発起人TOMOYA ARTSさんの想い。
そのため、改装費やセルフビルド率、建物のかつての用途なども記載しました。

オープンしたばかりのロジェさんや平五郎さんも掲載されています。

各店舗の外観はTOMOYAさんのイラストで描かれているため、
従来の冊子とはひと味違った温かみが感じられます。

3月29日取材開始、4月9日校了、全16ページという
なかなかタイトなスケジュールでしたが、
子連れでの取材などを織り交ぜ、どうにか完成に至りました。

こうやって30店舗を取材してみると、
5年前からあったのはFUJIYA GOHONJINなど6店舗だけでした。
この数年で魅力的な店舗が増え、
急速に街歩きが楽しい街へと変化していることを実感します。


また、このうち多くの物件で、
MY ROOMの倉石さんが関わり、いい仕事をしています。
長年、空き家だった建物が息を吹き返したケースも多々ありました。

まだまだこの地域は変わって行くのではないかと期待させられる
「未来地図」の取材でした。

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「古き良き未来地図」は門前のリベーション物件30店舗で入手できます。
1部100円です。

(夫記)
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今日は多笑が初めて一人で幼稚園へ登園する日でした。
これまでより一時間も早く起こされ、不機嫌きわまりない多笑。
「ただでさえ人見知りなのに、こんなんで皆と仲良くできるだろうか...」
と不安な気持ちで見送りました。

しかし、そんな心配も杞憂に終わりました。

僕は娘の成長ぶりに、感心を通り越し、
感動して涙ぐんでしまいました。
先生から戻ってきた「れんらくちょう」には、こう書かれていたのです。

「(前略)
 また、○○ちゃんが泣いているとティッシュを差し出してくれる
 優しい姿がありました。
 クラスの中でも頼もしい存在になりそうです。」

僕も妻も多笑に「お友達と仲良くね」とは言っていましたが、
「やさしくね」なんてことまで気が回らずにいました。

子どもってのは親の想像を超えて成長していくものなのかなぁ。
仲良くどころか、やさしくしてあげるなんて
思ってもみませんでした。

親バカですいません。
自慢の娘です。

人見知りも心配なさそうです。
「れんらくちょう」によると、
「○○ちゃんに『遊ぼう』と誘っている姿が見られました」とのこと。

しかし、さすがに緊張したのか、
送迎のバスを下りるなり僕に抱きついてきて、
いつも以上の甘えっぷり。
よしよし、いい子だ。
たっぷり甘えなさい。
そして、明日も元気に幼稚園へ行ってらっしゃい!

(おまけ。先日、行った家族旅行で初めて浴衣を着た多笑)
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(夫記)
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長女・多笑が幼稚園の入園式を迎えました。
生憎の雪の中、少し緊張気味に初登園です。

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家では、ブカブカの制服を見せながら
「かわいいでしょ? おかあちゃんの真珠もすてきー」というので
「お父ちゃんは?」と聞いたら
「おとうちゃんは会社の服(=スーツ)だから、似合わない。
 みんなに笑われちゃうよー」
などと、いつもの多笑節を炸裂させていたのですが、
大勢の人の前ではやはり萎縮してしまいます。

「あんざい たえさーん」と名前を呼ばれても返事ができず。
年長のおねえさんにプレゼントをいただいても硬い表情。

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誰よりも静かに大人しく自分の椅子に座ってじっとしていました。

今日一番の笑顔を見せたのは、帰りに寄ったとみやさんで、
入園プレゼントに本をいただいたとき。

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話を聞くと、どうも妻の幼稚園時代と重なる部分が多いようです。

多くは望みませんが、
小学生になるまでには、もう少し社交性が身に付きますように。

ちなみに、パドマ幼稚園の新入園児は14名。
一つ上の学年も、そのまた一つ上の学年も14名ずつ。
大所帯の善光寺保育園という選択肢もありましたが、
人見知りの多笑には少人数が合っているだろうとのことで
パドマ幼稚園にしました。

(夫記)
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母が、自分が持っていた真珠の指輪とネックレスを妻に送ってくれました。
決して裕福とは言えなかった我が実家において、
このような大粒の真珠は、家宝に近い存在だったに違いありません。

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「女の人にとって装飾品というものは、
 たとえ身に着ける機会がなくても、手元に置いておきたいものだと思う。
 それをくださるなんて...」と、感慨深げな妻。
今週末に控える多笑の幼稚園の入園式につけて行くのだと、本当に嬉しそう。

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母から送られてきた荷物の中には
真珠のアクセサリーに加えて、
多笑の好物であるお麩が入っていました。

涙ぐみながら真珠を眺め「うれしいなあ」と連呼する妻と同じ口調で、
多笑がお麩を抱きしめながら「うれしいなあ」と連呼しているのを見て、
思わず腹を抱えて笑ってしまいました。

よかったね、お母ちゃん。
よかったね、多笑ちゃん。

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(夫記)
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僕は大門から自宅へ帰るとき、
仲見世ではなく、西之門町を通ります。
そこに美しい光景があるからです。

大きな窓の向こうに見えるのは、
お客さんの笑顔、
きびきびと働くスタッフ。
僕が通りかかったときに気付くと、
シェフは必ず手を振ってくれます。

門前で最も美しい光景だと思っています。

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その美しい光景を見せてくれるのは「こまつや」というレストランです。
本日、3周年を迎えました。

3周年パーティーということで、
フードは食べ放題で2500円、
ワインは恐らく利益ゼロの銘柄を一杯500円で提供していただきました。
それゆえ、僕は今、酩酊状態でこのブログを書いています。

僕は、自分の住む街に「こまつや」というお店があることを誇りに思っています。


3周年おめでとうございます。
そして、美味しい料理と美しい光景に、ありがとう。

僕はこれからも何度となく、用もないのに「こまつや」の前を通り過ぎるでしょう。
お客さんたちの笑顔を、ほくほくした気持ちで眺めながら。

お小遣いに余裕があるときは、ふらりと立ち寄るでしょう。
そしてその時は、僕が笑顔のお客さんになっていることでしょう。
大きな窓から覗き込む人を、ほくほくとした気持ちにさせる笑顔で。

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(夫記)
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