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わが家に木工デザイナー・三谷龍二さんがふらりといらっしゃいました。

妻は仕事上で親交があるので、「あらあら、いらっしゃいませ」とフツウにお迎えしていましたが、
僕にとっては木工デザイナーとしてだけではなく、
伊坂幸太郎の本の装丁や「ほぼ日」の連載で見ていた憧れの人です。

わが家に三谷さんがいることが信じられず、
思わず娘との記念写真を撮らせてもらいました。

これが人徳というものなのか、
初対面の人、とりわけ男の人には警戒心を抱く娘の多笑が、この笑顔。

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妻曰く、古い家屋マニアで、
松本の古い煙草屋さんを改装して自らのギャラリーにしようとしている三谷さんが、
わが家を隅々まで見て、「上手に改装されているねぇ、いい家だね」と言ってくれました。

あらためて素敵な家で生活しているのだと実感。
そして、あらためてこの家を紹介してくれた「門前暮らしのすすめ」スタッフに感謝。

(夫記)

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義母のピアノの発表会に行ってきました。

場所は大門の竹風堂3階にある「竹風堂大門ホール」。
50席程度の小ぢんまりとしたホールですが、
照明もピアノも立派なものです。

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義母が通っているピアノ教室は年配の方が多く、
義母も「六十の手習い」、六十歳を過ぎてからピアノを始めました。

皆、たどたどしくも真剣に鍵盤に向かい、
何度も間違えながらも曲の最後まで弾き終えていました。

歳をとってから新しいことに挑戦するのって、
踏み出すのになかなかエネルギーが要ることだと思います。
平均年齢は僕の倍以上であろう出演者たちのひたむきな表情に、
見習わなければいけないな、と思った次第。

同時に、門前に「竹風堂大門ホール」のような
気の利いた発表の場があることにありがたみを感じました。

(おまけ。帰りに娘の好物である竹風堂の「どら焼き山」を買って帰りました)

dorayaki_anzai.JPG

(夫記)

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ボンクラ感謝祭に行ってきました。

僕は写真が好きです。が、
僕は写真が下手です。

鏡割りの図です。
恥ずかしいので小さくアップ。
kagami_anzai.JPG

お手本はこちら
僕はこういう「今しかない」という一瞬を切り取った写真が好きです。

このお手本の写真を撮った、
「門前暮らしのすすめ」スタッフである内山温那先生に
何度も弟子入りを志願しているのですが、断られ続けています。


さて、振る舞い酒を調子に乗って飲みすぎた僕は、
(たぶん五合ぐらい飲みました)前後不覚となり、千鳥足で帰りました。

道すがら、来月生まれてくる長男の安産祈願に、と
宵えびすの屋台で白いダルマを買いました。

酩酊状態のまま大家さんであるモンマートへ寄ると、
店番をしながら麦焼酎の試飲をしていたご主人が
「味見していきなよ」とお湯割りを勧めてくれました。

この先からはほとんど記憶がなくなっているので、
妻の話をもとに書きます。

ダルマを買って帰った僕は、
「右眼成就といって、願いが叶ったら右目を入れるのだ。
だから先に左目を入れておくのだ」と言いながら、
左目を書こうとする妻を制止して、無理やり右目を入れさせたそうです。
もはや前後不覚というか、右も左も分からない状態だったようです。
そのまま着替えもせずに寝てしまいました。

さて、翌朝、買ってきたダルマを見てみると、
胸に大きく「合格」と書いてありました。
daruma_anzai.JPG

うまく産道をパスしてくれ、ってことで、
許してくれ、まだ見ぬ息子よ。

(夫記)

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佐久市の総合文化会館建設の可否を問う住民投票が、
結局、反対多数で見直されることになりましたね。
ハコモノなんていくらでも余っていると思うので、僕は何よりだと思っています。

さて、振り返って我が長野市。
権堂東地区に、市長曰く「総合文化施設」を新設しよう、とか。

そもそも総合文化施設というものをつくる意義がよく分かりません。
恐らく数十億円規模の投資になるのでしょうが、
ハコモノなんざ、いくらでも余っていると思うのです。
もんぜんプラザだって、トイーゴだって、稼働率は知れたものでしょう。
市民会館だって現地に再建するわけですよね。
これら全てが使いようによっては「文化施設」として機能します。
だから、問題はハードではなく、ソフトだと思います。
多分、大多数の市民はそのことに気付いていると思います。

信濃毎日新聞には、「建設に否定的な意見もある」みたいな書き方をされていましたが、
甘っちょろくないですかね。
肯定的な意見を持っている人がいたら理由を聞いてみたいものです。
「地元住民には歓迎する意見も」なんてくだりもありましたが、
本当にそんな人がいるのでしょうか。
(本日付、信濃毎日新聞には加藤久雄・長野商議所会頭が賛成意見を述べていましたが、
正直、まったく理解できませんでした)

土地が空いているのなら、善光寺より南側に大型の駐車場をつくるべきだと
僕は昔から思っています。

伊勢神宮などへ行ったことがある人は分かっていただけると思うのですが、
善光寺界隈の残念なところは、大きな駐車場が裏側(北側)にあるところです。
なので、自家用車や観光バスで来た参拝者の多くは仲見世や表参道にお金を落とさず、
裏から境内に入り、お参りだけして帰ってしまいます。
これが、例えばトイーゴあたりに大型バス用の駐車場があれば、表参道全体が潤うはずです。
現・トイーゴに信越放送が入ると聞いた時、僕は正直、ガッカリしました。

権堂東地区を再開発するのなら、
大型バスの駐車場をつくった方が、地元経済にはよっぽど良い影響を与えるでしょう。
できるならば、そこから権堂アーケード経由で表参道に向かって人の流れを西へ向かせ、
表参道から北上させる方策を考えた方が、ハコモノに数十億円かけるより
はるかにコストパフォーマンスが高いと思います。
権堂アーケードと表参道の空き店舗に気の利いた施設をつくるだけで、
人の流れは変わります。
カフェでもいいし、善光寺の歴史が分かる展示館でもいいし、
何なら池田満寿夫や東山魁夷の絵が数枚飾ってあるギャラリーでもいいし、
毎週末開くフリーマーケットでもいいと思うのです。
アイディア次第でいくらでも人の流れは変えられるでしょう。
投資額は一千万円もあれば十分お釣りがくるはずです。

いかに門前一帯を「歩いてもらえるか」が重要だと思います。

フツウな門前生活を送るフツウのサラリーマンの一意見です。

(夫記)

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義姉(といっても年下)のおじいちゃんおばあちゃんが佐渡でお米をつくっています。
そのお米を分けてもらい、「うまいうまい」と食べていました。

それまではおはずかしい話、もっぱら無洗米をスーパーで買っていました。
米のとぎ汁が出ないから環境にやさしい、という話を聞いていたのと、
何より楽チンだから。

ところが佐渡の新米のおいしいこと!

にわかに米のおいしさに目覚めた私は、「米は米屋だろう」と
こめや東町」へ行きました。

「ぷくぷく亭」のおにぎりは何度か食べたことがあったけれど、
米を買うのは初めて。

お米屋さんの米って、さぞお高いのだろうと勝手に思い込んでいたら、
スーパーのとほとんど値段は変わらないのですね。
知らなかった。

数種類ある中から、以前から食べてみたかった
浅科の五郎兵衛米(ごろへいまい)を選び、お店の方に10キロお願いしたところ、
「ご家族は多いですか?」とたずねられました。

3人家族だけど、そろそろ臨月だし、まとめて買っておこうと思った旨を伝えると、
精米後はどんどん味が落ちてしまうので、
できれば3~5キロずつ買った方が良い、とのこと。

「旧長野市内にお住まいでしたら、3キロから配達できますよ」
しかも配達料は無料。
知らなかった。
そして、なんてありがたい。

これからは、幼子連れでも身重(みおも)でも、
米びつが空になることなど、恐るるに足らず。
日々おいしいご飯にありつけます。

(妻記)

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