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松葉屋家具店で行われているギャッベ展に行ってきました。

「今うちの家計に余裕はないぞ」と自分に言い聞かせつつも、
直に見て触れると、やっぱり魅せられてしまいます。

わが家にも、ギャッベが一枚あります。
大人ひとりが大の字に寝転べる程度の小さなものです。

買ったのは3年前。
当時、私は出版社に勤め、編集の仕事に携わっていました。

松葉屋さんで初めて開催するギャッベ展のお知らせを
「日和」に掲載するための写真をお借りしつつ、
その頃まだ耳慣れなかった「ギャッベ」についてうかがいました。
なかでも印象に残った佳子さん(松葉屋の奥さん)の話。

「欲しい家具や道具をそれなりに手に入れてきて、
もう満足したかなあと思っていた時に、ギャッベに出会ってしまったの。
今は、あったかい暖炉の前にギャッベを敷いて、
寝転んだり本を読んだり、そんなことができる小屋でもあれば十分」

でも、それって究極の贅沢かも、と笑い合いながら、
その情景は私の心に焼きつきました。

仕事に追われ、平日と休日の境も、時には昼夜の区別すら曖昧。
実家暮らしの自室へは寝に帰るだけ、という私の日常からは
かけ離れた夢のような暮らしのあり方。

ギャッベを手に入れることで、
そんな夢のような日々を、少しでも手繰り寄せたかったのかもしれません。

やがて18回ローンを払い終わる前に、娘を身ごもりました。

anzai-gabe.JPG

この古びた門前の家に、ギャッベはとてもしっくりと馴染んでいます。
そして、その上では、娘が毎日おもちゃを広げて遊び、
酔っ払った夫が眠りこけていることもあります。


(妻記)

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家族で散歩の途中、
わが家の大家さんである「モンマートとみや」さんの向かいで子猫を見つけました。

いつものとおり匍匐(ほふく)前進で、車の下に逃げ込んだ猫にじりじり近づいていたら、
大家さん夫妻が出てきました。
「人が倒れている!」
そう思ったそうです。

門前近辺でうつ伏せに倒れている人を見つけたら、
まず冷静にその人がカメラを構えているかを確認してください。
構えていなかったら119番、構えていたらその人の視線の先には猫がいるはずです。
そっと見守ってやってください。

今日はやたら猫に遭遇する一日でしたが、
その全てが自動車の下に逃げ込んでしまい、ろくな写真が撮れませんでした。

駄作ばかりですが、苦労して潜り込んで撮影したので一応アップします。
車の下の猫、三部作です。

graycat_anzai.JPG

kuroneko_anzai.JPG

tora_anzai.JPG

 

(おまけ。娘の髪を切りました。いつまで父親に切らせてくれるのかな)
maegami_anzai.JPG

(夫記)

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以前のブログでもちょこっと触れましたが、
2階にベランダがなく、庭もないわが家では
(正確に言うと、家の北側に陽の当たらない坪庭がある)、
家の西側にある幅1.4メートルほどの敷地に
物干し台を置いて洗濯物を干していました。

anzai11816.JPG

勝手口から出入りできるものの、結構な段差があり、
屋根がないので、少しの降りでもすぐに雨が当たり、
地面がぬかるんでしまうので、日々不便を感じていました。

また、愛煙家の夫はここで煙草を吸うので(家の中はもちろん禁煙)、
気の毒でもありました。

よし、ここにウッドデッキを設けよう。

そう決めて、早速大家さんの許可を取りつけ、
MY ROOMの倉石さんに相談しました。

借家にお金をかけるのはもったいない...というご意見もあるかと思いますが、
古い家に住むと決めた時点で、こうした出費は想定していたし、
そもそも私も夫も、この家での暮らしを気に入っていて、
日々の生活を、より快適に、より大切にしたいという思いを
強くしていたのです。

そして先日、念願のウッドデッキが完成しました!

anzai11823.JPG

工事を担当してくれた、倉石商会の名大工トクさんこと徳武さんの手により、
わが家の西側スペースは一変しました!

ここに夏はプールを置いて、子どもたちを遊ばせたいな。

まずはベンチを置いて、夫に残り僅かの喫煙生活を楽しんでもらいたいです。

 

(妻記)

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土曜の朝、箱いっぱいのサンマがわが家に届きました。
福島県いわき市に住む友人が送ってくれたのです。

sanma_anzai.JPG

海水と氷とともに箱詰めされた産直のサンマは、鮮度抜群。
普段、食べているサンマとはまったく別物です。

届いたその日にしか味わえない幸せを、
出来るだけたくさんの人に分けてあげたい、とは思うものの、
ご近所は知り合いだらけ。

あそこの家に持っていこうか、そうするとあそこの家にも、
ってことはあそこの家にも...、という感じで、
25匹の配分が、なかなか決まりません。

そうこうしているうちに、僕は所用で外出する時間に。
途方に暮れた妻を残したまま、家を出ました。

実は数年前、長野市内某所に住んでいた時にも
今回同様に大量のサンマが届いたのですが、
当時はご近所付き合いもなく、数日間かけてひたすら自分の家で消費しました。
そして徐々に鮮度を失っていくサンマに、少々辟易したのです。

さて夕方、帰宅してみると、サンマは10匹まで減っていました。
聞けば、妻が散歩がてら大家さんへ届けた帰り、
偶然出会った人たちに分けているうちに、そこまで減ったそうです。

残り10匹は腕利きの料理人に美味しく調理してもらおう、ということで、
権堂にあるSAKARIBA KITCHENに持ち込みました。
そして友人を誘い、サンマパーティーを開催。

刺身、塩焼き、酢〆、梅しそ巻き揚げと4種に調理してもらい、
舌鼓を打ちました。

食べたすべての人から感動の声が寄せられました。
本当に旨かった。

(食べるのに夢中で写真を撮り忘れ、食べかけの一枚きりの写真↓)sanmasashi_anzai.JPG

SAKARIBA KITCHEN
長野市権堂町449-18
026-232-3533

長野のキム兄ことSAKARIBA KITCHENのミッチー

michio_anzai.JPG

(夫記)

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昨日は快晴だったので、一時間歩いても猫には一匹も遭遇せず。
猫好きの義母によると快晴の日は、猫はあまり出歩かないそうです。
三連休で善光寺近辺に車がたくさんいたのも影響したのかもしれません。

さて、曇天の今朝は歩き始めて2分で美人さんに出会いました。
カメラを向けても逃げないのですが、
ファインダーを覗くと逃げてしまいます。
そんなことを5分くらい繰り返し、ついに根負け。

仕方なしに、僕の流儀としては邪道ながらノーファインダーで撮影。

  cat4_anzai.JPG  

美人に撮れたからよしとするか。

(夫記)

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