先日TVを流し見していたら、熊本地震の際、建物被害が地盤によって大きく違ったことを放映していました。田んぼの埋立地や、地名にさんずいが付いた所は地盤が弱いのは昔からよく聞いていましたが、ここでは国土地理院で「土地条件図」という見やすくわかりやすいデータが提供されていることが紹介されていました。普段見慣れた住宅地図が色分けされていて、土地の自然条件や利用条件が示されているものです。今は道や建物になっているところが、元々は川が流れていたところでそこを埋め立てたものであったり、水や砂が流れ込んで堆積していた場所であったりしたことが一目でわかります。残念ながら長野市のデータはまだ見られませんでしたが、まちを歩いたり、まちを見立てたりしている時に想い描いている土地のイメージにしっくりとはまっている気がしています。また機会があれば細かく見てみたいと思います。