年賀状をつくる季節ですね。
わが家は、写真にこだわる僕と元・編集長の妻と、
それこそ編集会議ばりの議論が繰り広げられます。
撮影場所はわが家に来たばかりのピアノの前ということに落ち着いたのですが、
アングルは時計は完全に入れるべきか、足元を入れるべきか、
もっと寄るべし、もっと引くべし、などなど、収まりがつきません。
それに加えて、言うことを聞かない二人の子ども。
なかなか思うように撮影は進みません。
まずは多笑が自分の椅子に座りたがります。
親「そこじゃ、端っこすぎるんだよー!」
娘「だってちゃー、ちゃちんとりおわったらたちゅもん(写真撮り終わったら立つもん)」
×8、くらいの攻防が繰り広げられました。
そのうち椅子を妻が隠し、追いかける多笑が泣きじゃくります。
そんななか、直太朗は空腹のご様子。
多笑の泣き声にかぶせて、大声を張り上げる直太朗。
直太朗にヨーグルトをあげてご機嫌をとっている間も、多笑は泣き続けます。
多笑にアイスを与えて機嫌を取り直し、再度、挑戦!
セルフタイマーは滅多に使わないので、設定の仕方が分からず何回も失敗。
三脚も滅多に使わないので、水平も取れていません。
この間、妻はまたもや
「多笑の靴下がアクセントになるから、下を切るな」
「時計が切れるのは勘弁ならぬ」などとわがままを言い、
僕は僕で「サイドに戸棚やCDラックの断片が入るのは許せぬ」
などと返し、撮ること30枚あまり。
この間、ソファやCDラックなど多くの家具が移動させられました。
最終的に採用となったのが下の写真です。
結局、普通ですね。
夫婦で言い争った点など、ほかの人にはまったく気にならないことばかりです。
あとは嫁がいかようにでも編集してくれればと思います。
妻は恐らく右側の空いたスペースに「あけましておめでとうございます」、
左側のスペースに、住所と名前を入れるのだと思います。
来年もよろしくお願いいたします。
(夫記、セルフタイマー写)