多くの方が電力について考えている昨今ですが、
僕は化石燃料について考えていました。

我が愛車のドイツ車は、リッター8kmと燃費が悪く、しかもハイオク車。
通勤が片道約10kmの僕にとって、ガソリン代はバカになりません。

そこで、大学時代に愛用していたホンダスーパーカブを実家から取り寄せました。
(ゴールデンウィークに車で遊びに来た両親に運んでもらいました)

僕は大学時代を京都で過ごしたのですが、
交通事情や駐車場事情なども絡んで、京都の学生は原付保有率が非常に高いのです。

当時、京都のお洒落な学生は古いカブ派と古いベスパ派に分かれていたのですが、
ひねくれ者の僕はカブの中でもかなり少数派のヘッドライトが四角いタイプを選び、
さらに車体をクリーム色に塗りました。
他にないバイクなので、友人からよく「昨日、○○にいたやろ?」とか言われたものです。

cub_anzai.jpg

走らせるのは8年ぶりだったので、きちんと動くか心配でしたが、
桜枝町のセキガワサイクルさんで整備してもらい、
1万7000円あまりで復活しました。

カブってのはホントに優秀なマシンです。

カブの実燃費は大体リッター90km。
燃料タンクが小さいので4リッターしか入りませんが、
1回の給油(約600円)で18日通勤できる計算になります。
雨の日は車で通うので、概ね1ヶ月は持つでしょう。

うーん、経済的。
しかも街なかでの機動力が格段にあがります。

今日は長野駅前の平安堂で清水隆史さんの「街並み写真展」を見て、
その後、石堂町のアメリカンドラッグコスメで禁煙ガムを買ったのですが、
どちらも店の前や裏に横付け。
駐車料金もかからないし、まったくストレスなく、あっという間に行って帰ってきました。

なるほど、門前住人の大先輩たち、
ナノグラフィカの清水さんはベスパ、たまちゃんはカブで移動しているもんなぁ。
(ホントは彼らの颯爽とした姿に憧れて、バイクを取り寄せたという気持ちもあります)

以前にこのブログで門前の勾配率について書きましたが、
坂がきつい門前で暮らすには、自転車より原付の方がおすすめかもしれません。
駅前へ買い物に行くのがとても楽になります。

(夫記)

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