たくさんの魅力的な人たちに出会っていますが、
最もわが家の門前生活を素敵なものにしてくれているのは、
大家さんであり、身近であらゆる食材を提供してくれる「モンマートとみや」のご夫妻です。
いわば、わが家の「おいちゃん、おばちゃん」です。
下の写真はお店の書棚の片隅に置いていただいている、わが娘・多笑専用の買い物カゴです。
多笑が買うものは、キティちゃんのリンゴジュースかマミーくらいのものです。
それでも、多笑が来た時のために用意してくれました。
おかげで、多笑は2歳なりたてにして、一人で買い物ができます。
「これくだちゃい」「ありがとう」。
(まぁ、さすがにお金は僕が払うのですが)
内弁慶な多笑が家の外で初めて「ドラえもんの絵描き歌」を歌ったのも大家さんの奥さんの前でした。
それをうらやましがったご主人は、「モンマートとみや」さんは23年前に酒小売専門の「富屋酒店」から業態を変えました。
下の写真は元々の富屋酒店であり、大家さんのご自宅です。
今のご主人で5代目。
正確な創業時期は分からないものの、100年以上は営業している、
長野市内では2番目に古い酒店だそうです。
これからはお酒だけではやっていけないだろうということで、
23年前にその他の食材も取り扱うようになったそうです。
カップ麺好きの僕にとってはうれしい、この品揃え。ズラリ。
長野西高生がよく店の軒先でカップ麺を食べている風景を見かけます。
僕も休日の昼間によく買いに行きます。カップ麺は別腹です。
もちろん、お酒の品揃えも抜群。
焼酎派だった僕が日本酒に開眼したのもご主人の影響です。
ご主人は新しく仕入れたお酒を、試飲と称して店番をしながらちびちびやっているらしく、
僕も時折ご相伴に預かります。
たまに酩酊することもあります(試飲のレベルを超えています)。
ワインセラーもあります。
某コンビニチェーンが「まちのホットステーション」というキャッチコピーを
前面に出してアピールしていましたが、
本当のホットステーションとはこういう場所を言うのだと、声を大にして言いたいです。
営業時間は午前9時から午後10時(土日は午後8時まで)。
配達も請け負っていらっしゃいます。
働き者のご夫婦です。
(夫記)