長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

横沢町の成城石井・「きよたき」

門前付近にはスーパーマーケットがありません。
長男がまだ生後2ヵ月ということもあって、妻はちょくちょく買い物に行く余裕もなく、
わが家の食材は週末、僕が家にいて子どもたちの世話をしている間に
妻が郊外のスーパーで一週間分を買いだめしてきます。

しかし、木曜日、金曜日となると、
どうしても食材が不足してきます。

そんな時に頼りになるのが、横沢町にある創業昭和5年の「きよたき」さんです。

ご主人によると、販売している魚の種類は30種類くらいとのことですが、
僕が店頭で数えたところ、40以上はあり、途中で数えるのをやめました。
ご主人が毎朝4時半には起きて、市場に仕入れに行っているそうです。

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生魚だけでなく、西京漬けや味噌漬けなど、
お店で手を加えた食材も豊富です。

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↑上の写真は鯖の西京漬け。
霜降りの牛肉にも負けないジューシーさ。
ぶりの味噌漬けも美味でした。

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↑アンキモの甘辛煮もおいしかった。

スーパーの「広告の品」なんかと比べると少し値は張りますが、
週に一度は「きよたき」さんの魚が食べたくなります。

2代目であるご主人にも跡継ぎがきちんといて、
息子さんがお刺身を担当しているそうです。

僕は実家が自営業にもかかわらず、
若気の至りで跡を継がず後悔していますので、
この土地で親の跡を継ぐ人たちは応援したくなります。

箱山ふとん店さん、つたや食堂(つた弥)さん、その他にも
僕が知らない2代目、3代目が門前にもたくさんいらっしゃるんでしょうね。
そうした店を少しずつ取材していきたいなと思います。

尚、僕は成城石井に行ったことはありません。
タイトルは何となくイメージでつけました。

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(きよたきのご主人)

(夫記)