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西町南の区長、高橋進さん。区長になって13年目。
区長の任期はどの町もだいたい2年です。
10年以上区長を続けられている方は多くありません。

高橋区長はお勤めをしておられましたが
先代は今の場所で八百屋を営んでおられたとのこと。
昭和のはじめ頃はまちがにぎやかだった時代で
通りにお店がズラッと並んでいたそうです。
一銭店、八百屋、魚屋、肉屋、豆腐屋、酒屋、
銭湯、板金屋、染物屋、写真館、ふるい屋、
古物商、仕立て屋、麻雀屋、鍛冶屋、鉄砲屋・・・。

お店で働いた人たちはお店の敷地内に建てられた
長屋で暮らしていたそうです。
今もその数件が残っているとか。

現在、西町南の人口は100人くらい。
約40世帯が暮らしています。
昭和40年頃は人口が363人、世帯数は89。
今の3倍くらいの人が暮らしていました。
ひとつ屋根の下に三世代の夫婦が暮らした
家もあったそうです。

・・・・・

高橋区長のお話で一番いいなあ、と思ったのは
役員の会議のやり方でした。
町には公民館がないので、
役員の会議は歴代区長の自宅で行われてきました。
会議の後は、せっかく集まったので親睦もかねて
酒の席が用意されます。
会議のある日、区長の奥さんは午後からずっと
料理をつくるなどの準備に追われるらしい。
「今はもう年をとったからそんなに飲まなくなったですけど
 区長をはじめた頃はお酒の量も多かったですねえ」
と区長と奥さんは笑って当時の様子を語ってくれました。

区長や奥さんは大変だろうと思うのですが
町の和気あいあいとしたムードを感じて
公民館がないことも、それはそれでいいこともあるなあ、と
思ったのでした。

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今年の春、西之門町に
「こまつや」というパスタ屋さんが開店しました。

地元で採れた食材を取り入れ「旬」を大切にしていて
魚屋さんが「今日はいいのあるよ!」っていう感じで
パスタや料理を出してくれて、それが美味いと
早くも評判のお店となっています。

実はこのお店、パスタ屋さんをはじめる前は
「小松屋」という昔ながらの荒物雑貨を扱うお店でした。
「こまつや」オーナー夫妻が業種を変えて
お店の後を継いだのです。

そして今なお「小松屋」はひそかに営業中。
パスタ屋さんの入り口の横にもうひとつ入り口があり
廊下のような小さなスペースですが
今まで通り日常の細々を販売しております。

老舗だけに?品揃えは筋金入りのレトロ節。
(なんのこっちゃ)
写真のような、本格的に古いオーラを放出する
生活道具が並んでいます。
掘り出しものもあります。たぶん。

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「長野・門前暮らしのすすめ」プロジェクトのフライヤーが出来てきました。
高城さんデザインです。主に長野市内の色んな場所で配布するので、見かけたら
手にとってください〜。
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すこしズレますが「探検」っぽいのでここにUPします。
城山「蔵春閣」の普段は入れない屋上を見学しました。あまり知られていない
けど、ここには今は使われなくなった野外ステージがあります。
しかも城山の高台から善光寺平を一望できる景色の良さ。
安全上の問題もあって、一般公開は簡単には無理そうだけど、すごく面白い
空間だと思います。
この場所も門前地域の「眠れる資産」の一つかもしれません。

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今日は2月に予定してる演劇公演「柔らかいモザイクの街」のオーディション初日。
オーディションというよりワークショップで、演出家の西村さんが出される
お題にしたがって、いくつかの即興演劇(ゲーム的で簡単なもの)が繰り広げられて
いました。なかなかいいスタートです。記録した写真をUPしようとしたのに
カメラを忘れてきてしまった・・。今から権堂で交流会。オーディションにしては
すごく雰囲気がよく、早くもいい芝居になりそうな予感です。(清水記す)
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「長野・門前暮らしのすすめプロジェクト」のスタッフの毎日を綴る日記です。
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