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忙しさにかまけて、更新が遅れている【猫の目日記】です。ごめんなさい。
季節は夏真っ盛りに向けて、日差しに猫の目はいよいよ細くなっております。
しかし夕方になると涼やかな風が吹いてきて、この風は善光寺門前にふさわしい極楽の余り風というのでしょうか。
そんな極楽の余り風が吹く7/14の夕方に7月のもんけん(門前研究会)を長門町のギャラリーマゼコゼさんで開催致しました。

もんけん.jpg

地元の人とゲストハウスに泊まっている旅の方が混ざり合って語り合う、これこそもんけん!
まちで起こっている事、子供をここで育てるという事、古いものと新しいもののこれからと、
話は縦横無尽に飛び交います。

ピス.JPG
 
見守るのはビーグル犬のピスさん。

フラットバー.JPG

もんけんの2次会として7月いっぱいでひとまず営業をお休みするご近所のフラットバーさんへお邪魔しました。
ここでも守屋さんとのゆったりとした会話に地元のおじいちゃんとアーティストさんが混ざり合い、ゆるやかなつながりがうまれています。
 

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ある日のまちあるき、どこかに猫はいないかと路地をうろうろしてみる。
猫はまちの静かで気持ちのいい場所を知っていて、あたりをつけて探してみるけど
今はお昼寝の時間のようで見つからない。
 
そんな時は大好きなお地蔵さまに会いに来てしまいます。
岩石町の車の通れない路地は昔の門前の風情を残していて、秋には萩の花がこぼれるように咲いて美しい。
 
このお地蔵さまの鼻の傷は善光寺地震のときに倒れてついたと近所の方に教えて頂いた。
柔らかで優しい表情をされていらっしゃいます。

岩石町のお地蔵様.jpg

ひがしざわ
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今日は知人達を西之門町界隈に案内し、全国でも珍しい手造りで洋傘を製造販売されている
三河屋洋傘専門店さんを尋ねました。
 
店主の北澤さんは骨折されて退院したばかりと辛そうな表情で応対して下さいましたが、
傘を手にとった途端、目が生き生きとしてきて話がポンポンと飛び出します。
 
「この傘は世界に一つしかない、思い出の布を送ってきてそれを傘に仕立てたもの。
こういう依頼が数年先まで一杯でおちおち寝てもいられない。」
 
思い出深い布がこんな綺麗な傘に生まれ変わって、持ち主の方の感嘆の表情が見えるようです。
 
三河屋洋傘1.jpg

北澤さんのつくる傘の生地は織物をそのまま使うので傘の縁に縫い目がありません。
この生地が入らなくてなかなか注文に応えられないそう。

三河屋洋傘2.jpg

最初は冷やかし気分でしたが、次々に見せて下さる美しい傘に目は釘付けになり、
「これは出世傘だよ。」という一押しに某大学院教授の知人は迷いなくお買い上げ。
ついてきた可愛い秘書さんに
「これ以上出世しようなんて図々しいです。」と怒られていました。

三河屋洋傘3.jpg

ひがしざわも三河屋さんの傘はとても大切に使っています。
強い雨の日にはささないで小降りの時のみ、お酒を飲んだりして忘れてこないよう近所にしか持って行きません。
 
そっと開いてきらきらした織りの生地が雨をはじく様を見て満足します。
使った後のお手入れもかかせません。
 
もんぜんの宝物です。
 
ひがしざわ
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今日は桜枝町のしょうゆ・みそ蔵元の三原屋さんを訪ねます。
 
国登録文化財の重厚な蔵群が続く道は門前の小路の中でもとても好きな道です。
 
三原屋3.JPG
 
ちょっと蔵の中までお邪魔してみました。
6代目当主の発酵食品にかける熱い思いを聞いていたところ、現れた息子さん。
春休み中で元気にお家のお手伝いをしていました。
 
「今日は"真田丸"だよ!」
三原屋1.JPG
 
「これはね、信繁のかまえ!」

三原屋2.JPG
 
まちあるきは風景も楽しいですが、まちの方達とお話しすることが醍醐味ですよね。
 
ひがしざわ
 
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今年は門前の桜がいっせいに咲きました。
城山の開花宣言はいつだろうと思っていたら、その日にはもう満開の姿。
 
富士山と桜...ではなく、旭日山と桜の風景はここならではの風景。
旭山と桜.JPG
 
今年は早咲きで入学式に桜が咲いているという珍しい年になりましたね。
さあ、どんな出会いが待っているのか、桜の木の下で心が弾みます。
桜.JPG

 
ひがしざわ
 

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