長野・門前暮らしのすすめ

活動の記録

北信流講座⑦

第7回 北信流講座
11月5日(金)18:00〜19:30
参加人数:8名
西之門町区長・北澤良洋さんを講師に、
古くから北信近郊に伝わる盃事「北信流」を学ぶ。
婚礼などお祝いの席で謡われる「高砂」を習う。
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「だんだん形になってきたね」(区長)
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「うたい」終えた後は、いい笑顔。
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今回のお菓子は峰福堂本店の「さわらぎ」。
最中のような皮の間にゆずの風味がする餡が
サンドされています。絵柄が何種類かあって
可愛い和菓子でした。
参加者のなかから「この前のお菓子はどこの?」
と聞かれることもしばし。
毎回、ご近所のお菓子を出しているので
参加者は北信流の講座を受けつつ、
門前スイーツの食べくらべもしている
(させられている?)のでもあります。
そして終了後は区長のこばなし。
ウン十年前、
西之門町でおまつりに屋台を出すことになった時のこと。
区長は区長になりたてで、しきたりや作法は勉強中。
屋台で舞う、芸者さんにお金を支払う作法を間違えてしまい
たいへんな金額の請求書が置屋から届いたのだとか。
(当時で7万円。その時、区長の短大での講師の一ヶ月の給料は6000円だった)
青くなった区長はお父さんに相談し、全額支払ってくれたというエピソードを
おもしろおかしく話してくれました。
これまた、参加者は北信流の講座を受けつつ、
区長の話を通して門前町の古きよき風景に思いを馳せ、
門前町に伝わる”ちまたの文化”も
一緒に学んでいるのである!と
つくづく思いました。
北信流講座、奥深し、であります。
(あやこ記す)