長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

絵馬プロ新聞をZINE展に出展する。

2月初め頃から南県町のch.books(チャンネルブックス)でZINE展が開かれます。ZINEとはMagazineの「zine」。同人誌やリトルプレスと呼ばれるものを集めて展示しようという企画です。このZINE展に、KANEMATSUのデザイナー関谷まゆみさん(and design)と僕でつくった「絵馬プロ新聞」を出展します。絵馬プロとは、以前のブログでも紹介しましたが、24年に1度の武井神社の御柱祭を大絵馬にして寄進するというプロジェクト。約半年にわたり、アーティストのOZさんがKANEMATSUで制作にあたっていました。その姿に感銘を受けた関谷さんが、大絵馬とは別のカタチで制作者や地域の人の想いを残したいということでつくったのが今回の絵馬プロ新聞です。平成の大絵馬を奉納する意義や、アーティストOZさんのロングインタビューなどが盛り込まれています。emaproshinbun_anzai.jpgA3サイズの新聞ですが、開いて裏面を並べると、A2×2サイズの大絵馬のレプリカになります。広げてみるとかなりの大きさに驚かされます。見出しを全て英字にしたタブロイド新聞風のデザインといい、関谷さんのアイディアのおかげでいい意味で期待を裏切るかっこいい新聞が出来上がったと思います。emaproshinbun2_anzai.jpg原稿執筆依頼が昼に来て、締め切りが当日夜というような日刊新聞並みのタイトなスケジュールの中、どうにか完成にこぎ着けました。インタビューなどでご協力いただいた皆様ありがとうございました。今回制作した新聞のデータは、メモリーカードに入れて絵馬の背面に収納されます。100年以上残るであろう文化財の制作プロジェクトに少しでも携わることができて光栄です。絵馬プロ新聞は、KANEMATSUのほか「ブックカフェひふみよ」などにも置いてあります。お手にとっていただければ幸いです。(夫記)