『あゆみ』公演の様子です。 はじめのいっぽ。友達と上手くいかなくて、ずる休みしたいとおもったこと…あったなぁ。お母さんが死んだ夜。上京する時、新幹線の中からお母さんと見た富士山、今日は真っ暗で見えない。「あたし」の人生が流れていく。年老いた「あたし」はそれを見つめる。
さいごのいーっぽ。最後はみんなでカントリーロードを歌いながらカーテンコール。出演者と千鶴子おばあちゃんには、拍手がなりやみませんでした。この物語で主人公が、人生の中で心残りだったことを振り返り、やり直すシーンがあります。先輩に想いを伝えられなかった。→ 想いを伝える友達を仲間はずれにしそれを謝れなかった。 → 謝る亡くなった母親に、孝行できなかった。 → 小さい頃に戻って夕飯を作る 「あったかも知れない道」と劇中では出てきたけれど、この表現にはびっくりしました。いろいろ考えさせて、すごくすごく泣きました。とても、良いお芝居でした。この『あゆみ』という戯曲は、全国いろんなところで上演されているようです。もし機会があれば、ぜひ見て欲しい作品。そして、このメンバーの『あゆみ』もう一度見たいな。(はるな記す)