長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

プロフェッショナル〜仕事の流儀/門前編

明日から善光寺花回廊が始まる。
今日はボランティア200人が集まり、準備を進めていた。

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富山や新潟から送られてきた大量のチューリップが入った箱が積まれた歩道。

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明日から中央通りが花で埋め尽くされる。

今年の花回廊のアートディレクターは、門前の住人であり、
事務所も門前のKANEMATSUに構える、
manz-designの太田伸幸

花回廊というイベントは、
観光客の流れを表参道経由、徒歩で善光寺へ向かわせる。
長野駅前から善光寺までを結ぶ地域の活性化を狙ったこのイベントは、
今年で10年目を迎える。

チューリップの花びらで路上に絵を描く「花キャンバス」と、
ペチュニア等のポットを使った花の地上絵「タペストリーガーデン」が
今年は太田のディレクションにより統一コンセプトでデザインされた。

花キャンバスは「祈りの花キャンバス」、
タペストリーガーデンは「願いのタペストリーガーデン」と名付けられた。

その先に設置された「思いをつなぐフラワードーム」。
パオのような形をしたそのドームには、被災地復興の願いが込められている。
願いに共感してくれた人に1本100円の花を飾り付けてもらい、
「花のドーム」を完成させ、その売上金は東日本大震災の義援金となる。

(♪ずっと探していた 理想のジブンって by スガシカオ)

門前で最も花束が似合わない男、太田伸幸。
今春から初めての弟子を雇う新進気鋭のデザイナーは、門前にどんな花を咲かせるのか。

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(♪あと一歩だけ、前に 進もう by スガシカオ)

(夫記、敬称略)