長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

「もんぜんお仕事体験・その10」の様子

昨年末、12月29日に行われた「チクー」でのお仕事体験の様子をお知らせします。28日に今年の営業を終えたチクーに10時集合し、簡単な自己紹介から始めました。お名前と参加の理由を伺っていくと、ピザ屋を開きたいという青年が。HPで告知を見てすぐに応募してくれたそうです。他には、以前から気になっていたけれど来た事がなかったという方や学生さん2名が参加してくださいました。次に「大掃除」をしました。1229tiku-1.jpg1229tiku-2.jpg皆さん楽しそうに、丁寧に、お掃除していました。1229tiku-3.jpgお持ち帰りピザ用の箱も組み立てました。続いて「ピザ作り体験」。ピザ焼き体験を始める前に、中澤さんから一言。「この厨房は、僕にとって神聖な場所です。楽しでもらっていいんです。でもそれを理解してください。」この一言を胸に①生地をのばし、具をのせずに焼く②生地を中澤さんがのばし、具を参加者がのせて焼く(この時焼いたものは「お土産」としてお持ち帰りいただきました。)体験をしました。1229tiku-4.jpg1229tiku-5.jpg1229tiku-6.jpg1229tiku-7.jpg1229tiku-8.jpg1229tiku-9.jpg実は、ピザ作り体験をどこまでして頂くか、事前に決めてはいませんでした。朝、「集まった皆さんを見て決めます。」とおっしゃっていた結果がこの体験でした。中澤さんが「お客様にピザを一枚焼く」ことにどれほどの思いを込めているのか、私の表現力では言葉にしようとするとクラクラする程。それをこの体験の中で「何をどこまで伝えるか」を決める事はとても難しかったと思います。生地の配合をのばし易く変えてあるとはいえ、ここまで体験できたこの日。とても贅沢な一日でした。1229tiku-10.jpgさて、最後は中澤さんが焼いてくれたピザを食べながらの歓談。始めて食べる方は大興奮。その気持ち、よくわかります。質問タイムでは、中澤さんがチクーを開店するまでのお話から、接客業は始めてだったという奥様の正直なお話も伺いました。二人の馴れ初めも聞いちゃったりして、和やかな会になりました。(篠宮・記)