長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

03 冬のマンゴープリン/ A tropical mango pudding in winter.

門前暮らしのすすめ
真子のスケッチ・ジャーナル 03
冬のマンゴープリン/ A tropical mango pudding in winter.
mango.jpg
南国の空気と、マンゴープリンの香り漂う 雪国。そんなはじまり。
Somehow, my life in Nagano – prefecture of winter – started with tropical atmosphere and
smell of mango pudding. ‘Asian Night Market’ is a shop and bar where you find interesting
products from several countries, and you enjoy Thai style cuisine and drinks. It is based on
my friendship story … ( Have a look under Japanese text below. There is a journal written
in English. Enjoy!)
****************************************
多国籍雑貨屋さん兼バー、本格的なタイ料理も楽しめるお店「アジアンナイトマーケット」。
マンゴープリンの美味しさや、添えられた赤紫の蘭の花とマンゴーの温かい黄色の色合いが
美しいのだとか、伝えたいことは山ほどあるのだけれど…。長野県長野市での生活をはじめた
最初の場所として、の話を、すこしだけ、かき留めておきたい。
昔からの信頼している友人(ここではあだ名をAzとしておく)とのたわいない会話の断片が
キッカケだった。
数年前、わたしがまだタスマニアに住んでいたときから何度か、アジアンナイトマーケットの
店主サンボさんの話を、友人Azから聞いていた。会ったほうがいいと友人gいうのだから、
いつか会わなくちゃなぁと、なんとなく記憶の片隅にとどめておいた。
2013年あいちトリエンナーレの仕事をしながら、わたしは次に暮らす場所と、次に関わる
べきプロジェクトを探していた。自然がゆたかな場所、名古屋からも東京からも遠すぎない
こと、できれば山が近くにあること…候補地はたくさんあった。ちょうどそんなタイミングで、
アジアンナイトマーケットが求人を出した。友人との会話を思いだしながら電話をかけ、
すぐに長野市を訪ねることになった。アジアンナイトマーケットを訪れた日、少しだけ
会話をした。「仕事としては、違うんじゃないの」という結論に早々にたどり着き、お互い
あっさりと納得してしまったのだった。サンボさんはサッカーの試合観戦に夢中になっていて、
私もリラックスしてスケッチを一枚描きあげた。その日の夜からサンボさんは雪山にこもる
のだと言っていた。プロスキーヤー&カメラマンという仕事もしているのだそうだ。
「せっかく長野に来たんだから、長野観光楽しんでいったらいいよ。店の2階に布団あるから」
と言って、会ったばかりのわたしに鍵を渡してくれた。「Azのことを信頼しているから、
Azの友達のことも信頼している」と言い残して、そのまま本当にスキー板を担いで出かけて行った。
なんてシンプルで、なんて自由なんだ。一人残されたお店で、タスマニアの自由気ままな
友人たちのことを思い出し、そんな彼らとの暮らしや、自由だった自分のことを思い出
していた。日本の生活は窮屈で苦しいって思いつづけていたけど、そうでもないのかも
なぁ。結局、店主の居ない店に三日間滞在した。その間に長野市で気になっていた場所を
訪ねて、仕事になりそうな縁もみつけた。長野を発たなければならない数十分前になって、
サンボさんは雪山から店に戻ってきた。短い会話だけした。「長野市で仕事が見つかった
かもしれないです。」「それは良かった。」
It’s so simple. たったそれだけの話。店主不在の三日間に信頼感は増し、アジアンナイト
マーケットはすっかり居心地のいい場所になっていた。(わたしは友人を信頼していたし、
友人を信頼できる人のことも信頼していた。)だから、このまちに慣れるまでの最初の
生活の場所としてアジアンナイトマーケットを選んだのは「reasonable(リーズナブル。
妥当、理由がある。うーーん、いい言葉が見当たらない)」だと思っている。
(親戚や友達もいないまちで、初めての雪国暮らしで新しいプロジェクトに取り組み
はじめるし、誰を信頼していいか分からない中で不安だらけだったのだ。)とにかく、
そういうわけで、雪国にある南国バーの2階で寝泊りし、1階に集う常連さんたちの顔を
知っていくことから、わたしの長野生活ははじまった。マンゴープリンの香りとともに。
(本当に、とても、美味しいの。)
*アジアンナイトマーケットは2015年1月6日に閉店。すこしセンチメンタルになって、
思い出話を書いたことゆるして下さいね。
Somehow, my life in Nagano – prefecture of winter – started with tropical atmosphere and smell of mango pudding. ‘Asian Night Market’ is a shop and bar where you find interesting products from several countries, and you enjoy Thai style cuisine and drinks.
It is based on my friendship story.
My old friend called Az recommended me to see Sambo-san who own the shop in Nagano city. It’s strong enough reason to visit Nagano city. When we met first time at ‘Asian Night Market’, he was busy watching a football game, and that made me relaxed and I enjoyed sketching as usual. We had short conversation. Sambo-san said that ‘I do trust Az, so I trust you as his friend.’ He passed me a key of the shop, and he went to mountain for skiing and photo shooting for few days, as he’s a professional skier and photographer as well as shop owner. Isn’t it cool? How free he is. His attitude reminded my best friends in Tasmania, and myself who used to live there. I was laughed out loud. I understand the reason why my friend made me to see him. Anyway, during my 3 days stay at ‘Asian Night Market’ in Nagano city, I found a job opportunity – a hint of new job – in Nagano city. Again, we had short conversation few muinuits before I needed to leave – I had an another job meeting in different city-. ‘I may found a work. I might be back to this city.’ ‘That’s good. See you, then.’
It’s so simple.
I trust my old friend, and people who trust friendship. I thought it’s reasonable to live at ‘Asian Night Market’ until I get used to new life in new city. Therefore, my life in Nagano – prefecture of winter – started with a smell of mango pudding.
真子