かつてあった銭湯の跡地を、昭和30年代の地図をもとに訪ねてみるシリーズ。
今回は、立町にあった「龍の湯」です。
「龍の湯」は、信州大学教育学部の北側を東西に通る道沿いの、現在は「連絡先 伊藤」と書かれた月極駐車場の場所にありました。ここは立町でも一番西寄りになります。写真左端の緑は、教育学部キャンパス内の木です。
信大の学生に愛用された銭湯だったはずです。
龍の湯は、平成元年(1989)発行の地図にも載っていました。
昭和33年の地図には、「滝の湯」(たきのゆ)とありますが、龍と滝(瀧)で、字が似ていることによる間違いだと思われます。
立町(たつまち)にあるから、龍の湯(たつのゆ)と名付けられたのでしょう。地名を生かした、いいネーミングです。