以前のブログでも紹介しましたが、
門前には「西之門しんぶん」なる手書きの瓦版が発行されていて、
商店においてあったり、回覧板に挟まれていたりします。
温かみのあるタッチのイラストと手書きの文字が優しい気持ちにさせてくれて、
僕は以前から密かにファンでした。
さて、その「西之門しんぶん」に、なんとわが安斎家が紹介されました!
と言っても、わが家が何か特別なことをしたわけではなく、
ニューカマーを紹介するコーナーがあるのです。
すでに門前へ越してきて10カ月が経ちましたが、
ようやくわが家の順番が回ってきたというわけです。
取材に来てくれたのは、ナノグラフィカの高井綾子さん。
「西之門しんぶん」の文章もイラストもほぼ綾ちゃんの手描きです。
わが家四人のイラストがこれ↓。
四人とも似ている!
そして僕をイイ男に書いてくれてありがとう。
文章の内容は、またも僕の酩酊ネタに落ち着いています。
酔って駐車場の車輪止めを枕に寝てしまったエピソードが中心です。
早速、これを読んだ何人かに冷やかされました。
取材中どういうわけか、普段は人見知りの激しい多笑が
ほぼ初対面の綾ちゃんを積極的に遊びに誘うという珍現象が見られました。
ウクレレを弾いて歌ってみたり、おもちゃの野菜を料理して提供したり、
慣れ親しんだ友人に対してもなかなか見せない姿でした。
かつて自分も記者だったのですが、いいライターの条件の一つは
相手に警戒心を抱かせないオーラを持っていることだと思っています。
さすが綾ちゃん、
あっという間に多笑の警戒心をほどくとは!
(夫記)
本日7月2日、長野市にまたひとつの本屋さんが開店しました。
ch.books(チャンネル・ブックス)
といいます。
場所は県町通り沿い、日赤血液センターの少し南側です。
旧かえるカメラ(という店がかつてここにあったんです)の店舗を上手に改装して、
1階が本屋、2階がデザイン&ライターの事務所であり、
後述のフリーペーパーの編集室になっています。
ここを立ち上げたのは、青木圭くんと島田浩美さん。
それぞれにデザイナーと編集者として活動してきた彼らは、
独立してこの事務所兼店舗を構えたのと同時に、
新たなフリーペーパーを創刊してしまいました。すごいぞ!
その名も「チャンネル」(画像がなくてすみません)。
創刊号はすでに配布済みなので、ご覧になった方もいらっしゃることでしょう。
実は2人とも私の元同僚なのですが、仕事を離れて家事育児に専念するわが身としては、
好きな本を形にしている彼らの活動が、なんだかうらやましい。
私もまた本を作りたいなーと、ぼんやり考えたり。
でもまだしばらくは、子供たちと一緒に過ごしたい、と思い直したり。
まあ、無理のない範囲で少しずつ仕事復帰するのがいいのかなあと思っています。
さて、ch.books。
その品揃えですが、ショップカードを引用すると、
ー「アート」と「旅」をメインテーマとして、新刊本と和洋雑誌、絵本などを取り揃える、
とのこと。
書店としての営業の傍ら、さまざまなイベントも企画しています。
現在は、松本近辺在住の女子による「おしゃれPomPom」という企画展を開催中。
そして7月19日には、京都は白川通り沿いの名物本屋「ガケ書房」の店主、
山下さんを迎えてのトークイベントを開催するとか。行きたいぞ!
先にオープンした「遊歴書房」「Book&Cafe ひふみよ」と合わせて、
今後も楽しみな本屋さんです。
ch.books(チャンネル・ブックス)
長野市南県町1069
(妻記)