門前暮らし...となんの関係が?と思われる方も
いらっしゃると思うのですが、この『演劇入門』の
原作者である平田オリザさんの存在が、
もんぜん地域で演劇活動を展開しているわたしの
支えになっているのです。
オリザさんが戯曲を書く手法をバラしつつ、
「演劇」そのものをとらえた原作を
上演台本を担当した岩井さんの実体験を通してかみしめたこの作品は、
わたしが、もんぜん、或いは長野で演劇をやるということが
どういう事なのかとか、これからどう進めていけばいいんだろうとか
誰と何を話せばいいんだろうとか...
悲しかったり、励まされたり、おかしかったりしました。
そして、
この作品を長野のみんなに観てもらいたい。
強くそう思いました。
演劇に対して私のような関わりをしていなくても、
生きるとか、家族とか、表現とかを考える機会として。
うまくいけば来年、この作品で国内ツアーができるそうです。
なんとか長野によびたいけれど・・・
その前に観に行かれる人はぜひ観に行って下さい!
12月13日までやっています。
演出部の岩井秀人さんが脚本を書き、『踊る大走査線』や
『曲がれ!スプーン』を演出、監督した本広克行さんが
演出をし、青年団の俳優が出演し、オリザさんが芸術監督を
務めるアゴラ劇場で上演しています。