「国定忠治」の本番がついに来週にせまりました!
自主稽古をのぞきにいってみると
ちょうど通し稽古がはじまるところ。
白シャツに黒ズボン、黒ネクタイの役者たちが登場し、
言い合い、切り合い、こぜりあい?
笑える場面もあれば、じーんとしてしまう場面も。
ちゃんとエンターテイメントになってるじゃないか〜!
(えらそうだ)
今回出演している役者は演劇初心者っていうか
初体験の人も多いのですが
別にどっかのタレントとか俳優じゃなくても
エンターテイメントはできるんだな、
そして素人には素人しか出せない
おもしろみってあるんだよな、と思いました。
だから単純に感想はおもしろかった、です。
それから個人的には
演劇というのはなんてクリエイティブな行為なのだろう!
と思ったわけです。
ここにいるメンバーで、ここにあるもので、
ここにいる人たちに見てもらうために、
こんな風に舞台をつくる。
なんというか、全体と
コミュニケーションしているかんじだ。
西村さんの思いがちゃんと伝わってくる。
そして役者ひとりひとりが素敵に見える。
ダイのおとながね、そろいもそろって
チャンバラですよ、笑。しかも本気。
馬鹿げているといえば馬鹿げてる。
でも普段忘れてしまっている大切なこと。
そしてそれは人間にとってきっと必要なこと。
そんなことを思って
稽古場、蔵春閣をあとにしました。
「門前で演劇」シリーズ、今シーズン一作目。
秋葉神社前の広場で観劇無料です。
おたのしみに。
(あやこ記す)