9月14日、お隣のまち桜枝町で天神社のお祭をしました。

縁あって、門前暮らしのスタッフと門研の希望者十人が
獅子の奉納を手伝いました。




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桜枝町区長(西源さん)のお宅の前にお神楽が停まって、
お獅子が厄払い。 


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蔦友?の社長さんのお宅にて。
最後に獅子が頭を噛んでくれます。
厄払いなのですが、大抵の子供はびびります。
福太郎もそのひとり。





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7時を過ぎたころ、メインの獅子の奉納が始まりました。
獅子は桜姫という女の子で、名前からは想像しがたい器量の持ち主。
頭は直径1メートル弱くらいあり、かなり重い。

それを究竟な男たちが1人ずつ交代で担ぎ、道路をいっぱいに使って、
右に左にジグザグと、桜枝町を練り歩くのです。

外から見ているとこっけいな獅子の動きですが、
獅子を担いだ高城さん曰く、

「獅子の中は男祭り、密着度が半端ない」

靴とズボンから判断して、「じゅんはりきってるな」とか
「広瀬さんがんばってるな」とか、「守屋さんよれよれ」とか、
大笑いしながら見ていました。

休憩ごとにみんなの表情が見たくて、
ついつい最初から最後まで同行してしまいました。


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中盤になるとスムーズに交代できるようになり、
今度こそもっとうまくやってやる!と意気込む一方で、
疲れがたまって思うようにカラダ動かず・・・

二時間半の珍道中、最後はヨロヨロになりながらも
いざ終わりとなると、「まだまだ!」なんて
思ったのではないでしょうか。

天神社まであと少しというところで、わたしも獅子の中へ
入りました。ずっしりと重い頭を腹で支えて、
「うりゃ」「はっ」と、声で自分を励まして、二往復ぐらい?
本人はかなりイケてるつもりでしたが、きっと「ヨタヨタぽろっ」
みたいなかんじだったんだろうな。

大のおとながヒイヒイ言いながら、みんなで肩寄せ合って
汗を流す。まちの人もそうでない人も。
なんだかとってもいい時間でした。

今年「米寿」を迎える桜姫は、まちの人が手作りしたんだそうです。
どおりで愛嬌あるわけです。
そして・・・湯福神社のお祭りを最後に引退するそうです。
知らなかった・・・。

今回の縁が桜姫を「白寿」まで生きながらえさせてくれればいいのに。


(たまみ・はるな)



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