ボンクラ主催の市民会館バックヤード見学ツアーに
参加しました。
市民会館こわしてほしくないな、
なんとかなんないかな、という想いや、
知ってるようで結構知らないかもよ、
みたいなことが参加の理由でしょうか。
あと、ボンクラの企画には参加したいな、
というのもありました。
それから、四歳の福太郎と一緒に参加できそうな
企画、というのも。
安曇野出身なので、市民会館といっても、
あまり思い出がありません。
15年以上前に出演した市民演劇祭と
10年くらい前のダンスのワークショップ、
5年くらい前の市民劇場の観劇くらいかなあ。
そういえば、勤務先の学校の展覧会にもきたような。
あとこの間の市民会議。
意外とありましたね。
でも、長野に20年近くもいることを思うと、
やっぱり少ないですね。
演劇をやってる自分はなんでここを利用しなかったのかと考えると、
1.舞台がデカすぎて、自分の能力では
使えない。お客さんも集められない。
2.よく知らないけど、利用料が高そう。
あと、観客としては単純に、見たいプログラムが
なかった、ということでしょうか。
見学後の感想は、
1.福太郎と一緒に参加できる雰囲気でよかった。
2.50年前、どんな思いでこれを造ったのかを
聞きながら見ていくと、色あせた印象の建物が
鮮やかに見えてきた。
この建物はきっと壊されちゃうんだろうけど、
新しい市民会館を建てればにぎわうとか、
設備を整えれば一流の芸術家が来るとか、
そういうのは幻想だ、ということは言えると思います。
建てたあとどうするか、整えたあとどうするか、
そういうことを考え続けていくことが大事だし、
それこそが楽しいことだから。
(たまみ記す)