マンションに暮らしているひがしざわさんを訪ねました。
ひがしざわさんはもう20年以上同じ会社に勤めていて
自転車とか徒歩とかバスとかで会社まで通っています。
仕事は事務だそうです。
10年くらい前からこの部屋で暮らしています。
玄関には絵が何枚か飾られていました。
ギャラリーっぽい素敵な雰囲気で
たかはしびわ、中島千波・・・など
地元作家の作品で固めているところに
ひがしざわさんのセンスを感じます。
ところで長野には
まちをおもしろくしよう!といろんな団体やグループが
それぞれのアイデアでイベントを開催していますが
ひがしざわさんはその出没率が異様に高い!人であります。
まちのことを考えている人はたくさんいるけれど
こんなに足を運んでいる人はあんまりいないなあ、と
勝手に信頼しているわけであります。
そんな、ポジティブなパワーみなぎる?ひがしざわさんですが
自分が暮らしているまちのことはどう思っているのかというと・・・
「まちの行事に参加していない。
興味がないわけじゃなくて、何か参加できるものがあれば
関わりたいと思っているけれど・・・
今のところ、こどもさんがいる方むけの行事があるくらいで
突然私が行っても、誰?ってことになりそうで」
マンションにもまちの回覧板はまわってくる。
「自分が参加してもおかしくない行事があれば行きやすいのにな〜」
たとえばどんなのだったら行くか?
同席した三浦さんは
「ゆるいのやればいいんじゃないですかね。
公園でバーベキューのふるまいとか。
それだったら誰でも参加しても
おかしくないじゃないですか」
それは確かに誰でも行きたくなるかも。
でも、そんな太っ腹なことするまちはあるかなあ。
マンションやアパートに暮らす人は(自分も含めて)
暮らしている人の人柄がまちに対して協力的だとしても
なぜかまちとのつきあいが疎遠になってしまう傾向があると思う。
まちの人とマンションの人との関係。
どこまでどうすればいいんだろうなあ。
よけいなお世話かなあ、と想いながら、
ひがしざわさんの話を聞いていました。
これは晩ご飯の図。
北海道出身の私を気づかって(?)
奮発してカニ鍋にしてくれました。
ごっちゃんです。