東町のビニール製品工場の跡地(といっても明治末期の木造建築!)を
若い建築家とデザイナーのグループが再開発しようという「ボンクラ」
プロジェクトがスタートしているようだ。タイムリーなので、しばらく
追いかけさせてもらおうと思う。
少し前から噂は聞いていたし、プロジェクトのメンバーとはいろんな場所で
会っていた。また、その現場である工場「ビニールの金松」の前は、もうずっと
前から通るたびに気になっていたので、何だか(勝手に)他人事じゃないような
気がしていたのだ。
間口は写真に写っている建物の横幅で、奥行きは東町のこの通りから
一本東にある道までずっと続いている。ハッキリとした床面積を聞いていないが、
かなりの広さだ。以前はここでビニールの溶解からシート作り、縫製まで
全ての作業をやっていたらしい。
今日は産業廃棄物を業者に出す日だった。ゴミもホコリもすごい。
大きな建物だけど、柱も階段も天井も全て木造で、壁は漆喰。歴史が感じられる。
(つづく)