今日は妻が午後から仕事でお出かけ。夜まで帰ってきません。昨年の今頃、子どもたちと三人で置いていかれたときにどれだけ苦労したかは以前のブログに記した通りですが、今回は僕も父親歴が2年から3年へと長くなり、以前ほどは苦労しなくなりました。まずは、NHK教育「デザインあ」のビデオを見せて時間稼ぎ。1時間は夢中で見ていました。しめしめ。その後、「暑いねー」という子どもたちを水風呂にいれて、水遊びで1時間近く時間稼ぎ。しめしめ。着替える服をどれにするかで多少の親子げんかはありましたが、些細なことです。しかし、どうも直太朗が不穏な感じになってきました。お腹がすいているのかと思い、好きな「アイスの実」やゴマせんべいをあげても反応なし。グズグズは最高潮に。顔は鼻水と涙でグジョグジョに。多笑「直太朗はおっぱいがほしいんじゃない」父「おとうちゃんは、おっぱい出ないからね」多笑「どうしてお父ちゃんは大人なのにおっぱい出ないの」父「人間は男の人と女の人がいて、 女の人は子どもにおっぱいをあげて、 その間に、男の人は米とか肉を稼いでくるんだよ」多笑「お父ちゃん、毎日仕事に行ってるもんね」父「そうだよ。おっぱい以外の食べるものを稼いできてるんだよ」うん。間違ってないはず。父「じゃあ、お父ちゃんはおっぱい出ないけど、 直太朗と多笑ちゃんのためにフルーチェを買って来るよ」多笑「わーい!」ということで、直太朗を多笑に託し、とみやさんへ。僅かな時間であれば、弟の世話を頼めるようになったのが一年前とだいぶ違うところ。直太朗が外に出ようとすれば、多笑が食い止めてくれます(数分であれば)。フルーチェと牛乳を買ってきて、娘が「ミルクとフルーチェまぜるだけ」のコピーそのままに調理をします。いやー、一年前とは大違い。と、思っていたら、つけた扇風機のカバーの隙間から、多笑と直太朗が紙片などを差して「バリバリバリ」という音を楽しむいたずらを始めました。「こら!ケガするよ!」とか言っても、どこ吹く風。子どもたちのいたずらはおさまりません。仕方なしに、「扇風機ってのはこうやって遊ぶんだよ」と、子どもの頃やっていた、風車の前で「われわれはバルタン星人だ」という遊びを見せました。すると世代は変わっても、子どもの心を掴む何かは変わっていないのでしょう。夢中で子どもたちが扇風機の前で声を上げます。グズグズだった直太朗もいつの間にか機嫌を直しました。うん。時代が変わっても、コドモゴコロは変わらないのだな。さて、お母ちゃんが帰って来るまであと一時間。どうやって過ごそうかな。一年前よりはだいぶ余裕があるぞ。(夫記)