長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

松本通勤3ヶ月目。

僕は善光寺門前を愛してやみません。ここに集う人、誇るべき店、徒歩数十秒でお参りできる国宝・善光寺。素敵な日常がここにはあります。縁あって4月から松本市の会計事務所で働いています。会計や経営学の知識は多少あれど、税務や簿記の知識は皆無に等しい僕。35歳にしてポテンシャル採用をしていただきました。じっくり人を育ててくれる事務所で、おかげさまでお給料をいただきながら、僕という人材に多くの時間と費用をかけていただいています。こんな恵まれた職場はそうそうないと思っています。地方で経営コンサルタントになるという自分の目標を達成するには「これしかない」という環境に恵まれました。しかし連日、研修が続き、今年はあと4つの試験が待っていて、既におっさんの頭はパンパンです。加えて結構、大変なのが通勤。朝は5時に起きなければなりません。ドア to ドアで約2時間かかります。雨の日は自転車が使えないのでもう少しかかります。通勤時間が短ければもう少し勉強時間を割けるのに。結構、切実な願いです。正直、松本へ引っ越そうかとも思います。一方で、この街を離れたくないという気持ちも強く持っています。今日も帰りがけ、たまちゃんととみやのご主人と角居さんに「お帰り」と声をかけてもらいました。引っ越し歴13回の僕が、初めて味わう「地元」の感覚です。都心に通勤する人にしてみれば、通勤2時間なんて当たり前のことでしょう。しかし、僕が地方に生きる理由の一つは、通勤時間が短くて済むということです。それを捨ててまで、という気持ちもないわけではありません。恵まれた住環境と、恵まれた職場環境。両立するには、やはり努力が必要なのでしょう。今年、僕に課せられている試験に失敗した時はまた考えます。僕は善光寺門前が好きです。子どもたちの育つ環境としても、とても素敵だと思っています。ここに住む人が好きです。ここに集う人が好きです。ささやかな目標として、数年後、自分が所属する会計事務所の支店を長野市に設けられたらなと思っています。顧問税理士に不満や不安を感じている北信の皆様、松本市の税理士法人未来経営までご相談ください。僕はまだまだ半人前にもなれないヒヨッコですが、あなたのご商売を豊かにしてくれるスタッフがたくさんいます。
(夫記)