長野・門前暮らしのすすめ

門前暮らし日記

占い師見習い来たる。

お世話になっている人とのランチを終えて帰宅すると、見知らぬおばさんが居間にいました。ちゃぶ台の上には家族四人の名前と数字が羅列された紙。uranai_anzai.jpg「あ、ご主人様、お邪魔しております。 今、ご家族を占っておりまして、そういうのお嫌いですか?」僕は占いなど信じないし、どちらかと言うと嫌いなのですが、咄嗟のことに「あ、別にそんなことはありませんけど」と答えてしまいました。おばさんによると僕は、いい時と悪い時の波があり不安定である、代々、人の上に立つ人である、上司には恵まれるが部下には恵まれない、(上に立つ人なのに部下に恵まれない?どっちやねん)誰からも好かれる反面、人間関係では苦労する、(どっちやねん)器用な人で技術職に向いている、(大雑把で明らかに向いてない)という人間だそうです。ちなみに先祖は信心深く「もしかしたら神主ではないかしら」とも言われました。妻はとにかく行動力がある、(極度の出不精)親に可愛がられたけど、なぜか自分の子どもには淡白、(そうとは思えない。愛情を降り注いでいるように思える)頭の回転がとても早い、(それは確かに)結婚して(姓が変わって)良かったわよ、だそうです。多笑は強い、びっくりするぐらい強い、もしかしたら一生涯独身で通しちゃうくらい(それは困る)内面が弱いが、弱みを見せないので気をつけないといけない、(確かに強がるし、大人ぶる)人に慕われる、(まだ分からない)という人間だそうです。直太朗は男前(そんな画数があるのか!)、人見知りをするから取っ付きづらいと誤解されやすい、(人見知りは今のところしない)という人間だそうです。まぁ、適当ですね。合ってるところは少ないような気がします。後から妻に聞いたところ、愚図っている直太朗をあやしているところに、「占いのサークルで勉強しているんですが、興味ないですか」と、ズイズイと入って来て、やんわり断ったものの「手相だけちょっと見せてもらえますか」と上がり込んで来たそうです。妻は押し売りなどを、きっぱりと断るタイプなのですが、何だか「これは一体、何を売り込もうとしているのだろうか」と興味を持ったらしく、ついつい家に上げてしまったそうです。最初にまず耳を褒められたらしく、「立派な耳をしてらっしゃる、行動力がおありになる、そう言われません?」と言われ、いつの間にか画数占いに持ち込まれたとのこと。おばさん曰く「占いサークルで修行中なので、無償で占っている」。「また来てもよろしいでしょうか」という申し出をやんわり断りつつ、いったい何が目的なのかよく分からないまま、おばさんを見送りました。(夫記)