「空き家を探しにくる人ってどんな人達なんですか?」という質問を受けます。入居者を受け入れる大家さんやまちの人達は関心があると思いますし、空き店舗を抱えている商店街さんなんかはターゲットに興味があるかと思います。空き家見学会に参加された学生さんがまとめたアンケートなどもあるようですが、問合せ実績からの感覚的な属性を紹介したいと思います。まず年齢層は、20代から30代が中心です。ただ他の年代もまんべんなくいて、大きな特徴はないかと思います。男女比は6:4で女性が多いと思います。女性の方が決断力・行動力があるのでしょうか。情報収集や資金的な準備もしっかりしている感じです。居住地は市内近隣は少ないようです。長野市外からきたり、長野が好きで県外からわざわざ探しにきたかたも多いです。職業がもっとも特徴が出ていて、次のような人達がいます。。これから独立して自分のお店や事務所を持ちたい人。仕事と生活とを切り離さず、少ない稼ぎでも暮らしを楽しみたい人。地域とのとながりをもちたい人。などです。立地や間取りに関しては、イメージはあっても物件次第のようです。何件か見ていく中で、出会って一目で決めるパターンが多いです。他の不動産では重要な設備は最低限使えればあまり気にしない人が多いです。こうしてみると、選ぶ基準が一人一人違っていて主観的なものになります。一緒に歩いて見学し、まちや建物や暮らしについていろんな話をしてみないといい紹介ができないと思います。そうした事から、できるだけ物件を用意して空き家見学会に参加してもらうように奨めています。