12月19日(土)、雪がたくさん降りましたが
予定通りワークショップを開催しました。
参加者は10人、少人数となりましたが
その分、密度の濃さはアップしたように思います。
実を言うとワークショップの前日まで
大家さんにお家を見せてくれませんか、
という交渉を続けていました。
基本的に
ずっと手つかずにいる建物というのは、
何か手をつけられない事情があるから
空き家になっているわけで、
空いてはいるけれど人に貸すことはできない、
大家さんが誰かわからない、ということが多く
なかなか中を見せてくれるところがみつかりませんでした。
聞き込みを続け、貸さなくてもいいので
ワークショップの題材に見せてください!と
泣きついて大家さんに協力を得て
なんとか5つの物件を見学することができました。
(中には貸しますよ、という物件もありました)
5つの物件を見学した後、
活用方法を考える時間をもうけました。
参加者のひとりひとりの意見を交換しました。
住居、仕事場・・・ほかに
託児所やゲストハウス、お茶やお花などのカルチャー教室・・・
それぞれの立場での自由な発想が楽しかった。
今回の参加者は目的をはっきり持っている方が多く
本気度が高かったです。
それから「空き家を紹介してください」という
問合せがチラホラ寄せられるようになったのですが
現時点では「空き家」のことを調査している段階です。
この日の物件も貸す貸さないではなく、
空き家について考えてみる、という研究のひとつと
思っていただければと思います。
調査・研究の報告は春頃に行いたいと思っています。
ご理解よろしくお願いします。