長野・門前暮らしのすすめ

活動の予定

演劇体験講座

本日、2月1日(月)15:00〜17:00の2時間、初心者向けの演劇体験講座に参加しました。
ぶっちゃけ、私はスタッフなんですが、場の雰囲気からするに
見ているよりやった方がわかる!と思い参加しました。
講師は今回の演劇公演「柔らかいモザイクの街」の演出家、西村さんです。
集まった参加者で、まず最初に簡単な自己紹介と古今東西的なゲームをしました。
これがなかなかうまくいかなくて、困ったり笑ったりしながらウオーミングアップ。
最初は輪になって、名前を覚えるゲーム、その後、並んでいる順に数を数えていくゲーム、
次に拍手のキャッチボールをしました。
拍手の後は拍手にお!という声をつけてキャッチボール、
最後はお!という声だけのキャッチボールになりました。
お!という掛け声だけでそこにいる人とキャッチボールができる。
この感覚がおもしろかったです。
この、お!というのだけだとキャッチボールは簡単だけれど
台詞がついた途端に難しくなってしまうとのこと。
舞台上で役者と役者がやっていることを
感覚で知ってもらう、みたいなゲームでした。
その後、3〜4人のチームにわかれて、寸劇?をつくりました。
それぞれが出したキーワードをもとに短いストーリーを考えます。
与えられるのは5分間。
チームのメンバーと相談しながら発表までなんとか漕ぎ着けます。
絶対無理!と思っても、相手がいればなんとかなっちゃう。
やってみるとめちゃくちゃでもできちゃうのです。これがまた。
相談しては発表し、ほかのチームのものを見比べ
知っている人の意外な表情を見てあっと驚き、
また相談しては発表する・・・。
この繰り返しを3〜4回やると、
なんとなく同じチームのメンバーの心の感触とかキャラとか
そういうものがわかってきて、かすかにだけど、連帯感とか
つかめた感じとか、そういうものがありました。
西村さんによると、
どうやって発表するか、ということを
話し合うことが重要とのこと。
自分勝手にやってても絶対うまくいかない。
相手の話に耳をかたむけつつ、
自分の意見を押し通す、みたいな対話能力が
問われるのだそうです。
ん〜なるほどですね〜。
これはやってみるとわかります。
演劇って聞くと、なんか演じなくちゃいけないんだろうか、
はずかしいなあ、というイメージがあると思いますが
今回のワークショップは違ってました。
一度やってみると「演劇」のイメージが変わると思います。
以上。
(あやこ記す)